アブラムシ
アブラムシ (あぶらむし)
害虫の代名詞ともいえるアブラムシは害体長約2~4mmで、口針を刺して植物の汁を吸う。ほとんど例外なく、すべての植物に被害を与えると言っても過言ではない害虫。特に、キュウリやメロンなどのウリ科、ピーマンにはよくつく。
アブラムシを放っておくと、野菜の成長が阻害され、最悪の場合、枯れてしまう。
ウイルス病も媒介するので、できるだけ駆除するのがよい。農薬を使わないで駆除するのは、かなり難しい。
アブラムシ駆除の農薬の中に、デンプン素材のものがあるが、これは薄めた牛乳をアブラムシに吹きかけるとアブラムシが窒息することをヒントに開発されたといわれている。液状のデンプンが乾いてアブラムシの気門(呼吸器官)を封じて窒息させる。化学成分で毒殺するものではなく、物理的に駆除するものである。