ヨトウムシ
ヨトウムシ (よとうむし)
非常に広食性で、イネ科以外のほとんどの植物を食害する。ヨトウガの幼虫による大きな被害が知られている作物には、キャベツ、ハクサイ、ダイコン、エンドウ、テンサイ、ホウレンソウ、レタス、ゴボウ、ジャガイモ、ナス、ピーマン、トマト、タバコ、ネギ、キュウリ、ニンジン、イチゴなどが挙げられる。
ヨトウムシとも呼ばれる幼虫は、刺毛はなく表面は平滑。体色は、頭部は黄褐色で不明瞭な暗褐色の斑紋があり、胴部は灰黒色、暗褐色、暗緑色などで数多くの小さな黒点がある。老齢幼虫の体長は40~50mmほどになり、土中で蛹化する。