って事で先々週に収穫した穂の脱穀ですな。
だいたいねぇ、最初にタコ食ったヤツはスゲーって話があるけどねぇ、タコは普通に旨そうだろ？って思いません？そもそもホモサピエンスって何でも食う生物だろ。そんなんで驚くんじゃねーよ、って思すんですよ。それよりやっぱり稲とか麦とかを主食にしたってーのが私としては驚きなんですよ。そもそも稲や麦って原種の頃は種が充実したらポロポロ落ちちゃった。当たり前ですよね。だって自分の遺伝子広めるための種なんだから穂につけっぱなしでスズメのエサにする理由がない。だからモミが実るとどんどん下に落ちてそれをかき集めて食べてたはずなんです。しかもそれを脱穀・・・ふぅ、我が家で採れたほんの少しのモミの脱穀、どれだけ時間かかったと思います？道具も無しにこれやるってーのは・・・しかもそれを主食？信じらんねぇ。
まあ実際は穂から種が落ちない種類が出来てから主食になって行ったって事みたいですけどね。当時は品種改良なんて意識はなかったんだろうけど長年育ててる苗の中から穂からモミが落ちない品種が生まれた。で、だんだんそれの栽培が中心になって行った。まあそんな所か。
ってー事でまずは穂からモミを外さなきゃなんねぇ。割り箸に穂を挟んで引っ張ってモミを外して・・ここまでは簡単。ここからの脱穀がね。すり鉢で「ごりごりごりごり・・・・・・」まあね、テレビ見ながらでできる作業だけどね、これをテレビのない時代の人達もやったのか。今回の収穫、多分茶碗一杯分くらいかな。その脱穀に約2時間ってとこか。一年分の主食を確保して脱穀して・・・気が遠くなるぜ。その内田んぼ借りて・・って思ってるけどその時は文明の利器借りてやんなきゃな。毎日がその日に食べる主食の脱穀で終わっちまうぜ。

割り箸手挟んで・・

すり鉢に軟球ボールでゴリゴリごり・・・

これだけとれた。