この週末はイチゴ畝を整備する予定が、2日とも雨で作業できず。月末に予定していた植え付けも、一週間遅れてしまうかも知れない。

収穫の方は8月5日を最後に行わなくなった。その後も数粒なら2~3日おきに採れたと思うが、慌ただしい朝にネットを開閉しなければならず、収穫量が労力に見合わなくなった。

今年の栽培を簡単にまとめると以下のとおり。

2017年
9月15日　章姫20株・越後姫2株・宝交早生16株・とちおとめ6株定植（第1畝）
9月16日　章姫36株定植（第2畝）
9月23日　章姫22株,越後姫2株定植（第3畝）
11月5日　第2畝開花始まる
11月12日　第1畝開花始まる
11月18･19日　第1･2畝ビニール保温開始
11月19日　章姫8株定植（第2畝）
11月21日　第1･2畝夜間アルミシート掛け開始

2018年
1月7日　第1･2畝収穫開始
3月14日　トンネル両端解放
4月7･8日　トンネル撤去，網掛け
4月29日　第3畝収穫開始
6月30日　第3畝収穫終了・撤収
7月8日　第2畝収穫終了・撤収
8月5日　第1畝収穫終了

総収穫量は、3,567個、26,9kgだった。栽培方法別に見ると、トンネル無しの栽培では1株あたりの収量が133.1gだったのに対し、トンネル栽培は1株あたり251gと倍近くの収量があり、やはりトンネルの効果は大きかった。

トンネル栽培を品種別に見ると、主力の章姫は1株あたり223.2gと4品種のうち最も収量が少なかった。特に春先の第2畝に受粉不良が目立ち、花は咲くが余り実が成らない感じだった。

これに対して宝交早生は1株あたり303.8gと章姫を大きく上回った。宝交早生は休眠が深いのでトンネル栽培には不向きと思われたが、冬に咲く花でも雄蕊の発達が良く、花粉の稔性も高いので受粉不良が少なかったのが好成績に繋がったようだ。

越後姫、とちおとめはそれぞれ1株あたり448g、341gの収量と更に成績が良かったが、栽培株数が少ないので再現性があるかどうかは何とも言えない。この2品種は宝交早生の隣に植えてあり、宝交早生の次に人工授粉をすることが多く、稔性の高い宝交早生の花粉で受粉できたことが好成績の一因かも知れない。

この結果から、来期は宝交早生の割合を増やすとともに、他の品種の受粉を助けるため各畝に植えることとした。また厳冬期にはアルミシートをしていても花が低温障害を受けていたので、今年はシートを二重にしてみるつもり。

8月2日の収穫

8月5日今期最後の収穫

2018年収穫まとめ