〜 刺さっても、口を割るんじゃないぞ 〜

♬... 棘（いばら）に〜刺さりながらぁ〜、「将校」はぁ〜今〜
深い傷を〜増やしてぇ、「撤退」を〜知っていくゥ〜 ...♫

♬... 今まで〜、となりに居たぁ〜、あな〜た〜から〜
手を〜離せば最後...も〜う、知ら〜ぬ人ォ〜 ...♫

〜 GLIM SPANKY 〜


★ラーグスの戦い

そこは...Scotland西部
ときは、...1263年、ヘブリディーズ諸島
500年の永きに渡るヴァイキングとの戦いが終焉

そして、

デンマーク、ノルウェー軍と交戦、不利な戦況だった...Scotland
城の堀を越えようと、敵兵が裸足になり近くに忍び寄ったものの...

★アザミの「棘」で足を刺し、思わず声を上げてしまった

「...うゥ〜っ...痛っ‼︎...」

Scotland軍は、その敵兵を捕らえ、口を割らせて逆襲！大勝利を収めたとさ‼︎

それ以来、...
「Guardian thistle（守り神のアザミ）」
という愛称が広まったとか

Scotlandでは、
「アザミ」を救国の花 ≒「国花」となった

コレが、「アザミの伝説」
whiskyを片手に、毎晩のようにどこかで語られる？

〜 BARあるある 〜


しか〜し、
実際は、そんなウマイ話ではナカタ...



to be continued.




〜 現在「航海」可能な情報 〜

★ラーグスの戦い（クライド湾にて）
・Scotland王アレキサンダー３世が、ヴァイキング王のノルウェー王ホーコン4世に勝利！

実際は、約200隻のノルウェー艦隊がScotlandへ押し寄せた...が、
①クライド湾付近の嵐で、既に大打撃
②「ラーグスの戦い」で、ダメ押し
Scotland軍に撃退されたのが、実態のよう

「アザミの伝説」は、この「ラーグスの戦い」を指し、後に神話化されたとする説が有力


★アザミ（Cirsium／キク科アザミ属）
・ほとんどのアザミは、野草独特の苦みがあり、食べられるとか...
（むしろ、食べられないのはどれやねん）
・葉や芽は天ぷら、ごまあえ、クルミあえ、からしあえ...etc、炒めものなどに向く
・根には強いアク、茹でた後に米のとぎ汁に一晩さらしてキンピラ...etc

ものすごい種類があんねん

下向きに咲く品種だけでも...

★キセルアザミ
・湿地に生息
・横向きや下向きに花が咲き、煙管（キセル）に似てるという由来
・別名「マアザミ」

★ナンブアザミ
・草丈2ｍにまで成長し、花を横向きか下向きに咲かせる品種
・北海道から中部地方にかけての主に日本海側に生息


★サワアザミ
・キク科アザミ属の多年草
・学名は Cirsium yezoense
・北海道南部から本州の東北・北陸地方それに滋賀県北部などの日本海側に分布
・岐阜県揖斐川町の春日地区では、昔から春の若菜を煮物や塩漬けに利用してきたとか

敵を返り討ちにしたアザミ！とても食えるとは思えないけど...

アザミって、山菜だったの？...目から鱗

サワアザミ！実るほど頭を垂れるアザミかな？☺︎