写真1、前に書いてたやつ、やってみたんです。・・・何かわからないって？着生蘭がちゃんとくっついてるでしょ？
これはね、セッコク。長生蘭の園芸名ですね。元々は木の幹に生えたコケの上などで発芽して木の幹に付いたまま育つ蘭です。原産地は日本、朝鮮、中国ってなってますね。日本の場合は岩手以南。もちろん千葉にも自生しています。今回買ったのは原種ではなくて園芸種。なので外で栽培する場合はできるだけ種ができないようにしないといけませんね。園芸品種は洋ランと掛け合わされてるのがいるみたいですしね。
ちなみに蘭の場合種から育てるのは通常のやり方だと難しいとされています。蘭の種子は栄養分を全く持っていなくて自然の状態だと蘭菌って呼ばれる菌と共生しないと発芽してもすぐに枯れちゃうんです。だから人工環境だと無菌状態のフラスコの中で育てる。・・そんなのは俺風じゃないな。昔ながらの方法で他の蘭の根元に蒔くってのもあります。蘭があれば必ずその根っこには蘭菌が共生してるんです。そっちの方が俺風だよなぁ。我が家には他に春蘭とウチョウランがいるしね。そのうちやってみよう・・・
長生蘭の増やし方には他に高芽取りって言う方法もあります。枝の上の方から出てる芽に根っこが生えたやつを外して植え付けるって言う方法。このセッコクにも根っこの生えた高芽が付いてるんです。これ・・ちょうど五葉松の幹にはコケが生えてる。ここに括り付ければ根付くかな？

ソテツの幹に・・・

こんな感じでくっつけた

この五葉松の幹のコケ・・活着できるかなぁ・・