連日の暑さでイチゴがどんどん熟してきているが、畝ごとの収穫は数日おきなので、葉の陰に隠れて採り忘れた実（特に平日に多い）は、次の収穫のときまでに完熟を通り越してしまう。

大抵はその間にムシが穴を開けてしまうが、ムシにも見過ごされた実は少し柔らかくなった状態で収穫される。このような過熟果は、傷んだ部分があればそこを切り取り、翌朝すぐに食べることにしているが、これが滅法甘い。

酸味が殆どないのも甘さを強く感じる理由の一つだが、糖度も高くなっており、測定してみたところ25度もあった。イチゴの味としては、完熟状態で収穫した方が美味しいと思うが、このような過熟果が混じるのも、今の時期ならではの楽しみ。

葉の陰に隠れていた実

写真の中で艶が無いのが過熟果

過熟果の糖度25度