フリルのついたおもしろい花の形をしているのはお歳暮でいただいたファルバラローズという名前の芳香タイプのシクラメン。かなり大きくて豪華だ。底面吸水鉢になっている（根のところに繊維が付いていて、これを水を入れた下の浅い鉢に浸みさせて吸水）。
もう一つは自分が買ってきたインディアカという名前のシクラメンで、たぶん葉色が悪いせいで安くなっていた（ガーデンシクラメンより大きいし二色なのに100円だった）もの。葉色はおそらく、店内の温度の高い場に置かれていてこうなったのではないかとみている。
たまたま二色が同じトーンのバイカラーになっている。残念ながら黄色くなった葉はもう光合成できない。つまり葉色がおかしくなった枚数だけ、咲きにくくなる。今ついている花芽は大丈夫なんだろうか。かなり心配だが、もしかしたらまた葉っぱが出てくるかもしれないと考えて今日は黄色くなった葉をかなりひっこぬいた。果たして新しい緑の葉がすぐに出るかどうか。いろいろ学べるはずだ。

ところで、これらはガーデンシクラメンと異なり真冬の屋外栽培には一段と注意を要する。0℃以下なんてまず無理だとか。となると京都では朝や夜は必ず家の中へ入れるべきか。底面吸水鉢に植えてあるファルバラローズは重いので手間はかかるがやむをえまい。

きれいな姿だし、今はとにかくこのまま置いておこう。雨には当てない。植え替えするかどうかは、花の時期が終わればそのとき考えよう。

ファルバラローズ

インディアカ