間引き
間引き (まびき)
混みあって生えた芽や花を取り除く作業のこと。間引きをすることで残った芽や花に養分が集中して吸収され大きく育つ。
最初から1本を植えず、
間引きを必要とする栽培を行う理由は、
基本的に種と種は競争しあって育っていくためです。
この結果、複数の種を撒いた場合、1つが発芽すれば、その他の種も負けずに発芽していきます。
1粒ずつ種を撒いた場合よりも発芽率が上がり、さらに競争しあうことによって、全体の生育が揃いやすくなります。
しかし、苗が大きくなるとたくさんの養分が必要となるので、ここで間引きが必要となります。
この状態まで来ると、間引かなければ両方の苗に養分が行かず、共倒れというパターンになることがあります。