講師の先生に質問してみた。

Q:うちの畑は、田んぼだったところを畑にした場所なので粘土質で土が固いです。
そこで栽培するジャガイモやカボチャは、ホクホク品種を植えても、水分の多い、固いものしかできず、ホクホクにならないのはなぜでしょう？
土が固いから根菜は締め付けられて硬くなるんでしょうか？

A:根が問題です。
粘土質ということなので水分が地表近くまでいつもあると思われるので土の中の酸素が不足している状態となり、根が大きく張れないことが大きな原因かと。土の土壌改良をすることでホクホクしたジャガイモがとれるようになります。
土壌改良剤、もみ殻くんたん、砂などを入れてみましょう。
うちの商品でオキソパワーっていうのがあります。

酸素供給剤 オキソパワー5
https://shop.takii.co.jp/CGI/shop/search/detail.cgi?item_code=MVM357&prev=enable

Q:土が固いので、もみ殻を大量に入れているのですが。
A:生のもみ殻は、腐って栄養になるだけなので土壌改良にはなっていないかも。川砂の方が良いかも。


そうか、いくら品種にこだわってもその通りの出来にならないのは、土のせい。
ちょっとは思っていましたが、やっぱり土かあ。
土が悪いのは致命傷。
父が作っていた頃からジャガイモやカボチャがべちゃべちゃ、ねっとりで好きじゃなかった。
父は、俺は、ホクホクなのは胸焼けするから嫌いだと言ってましたが、土のせいでホクホクは出来ないと知っていたのかどうか怪しい。

土壌改良もしてたかどうか今となっては知るよしもありませんが。

土かあ。
理由がわかって納得できたけど、大きな課題を残された気分。

ここの畑全体って途方も無い。まして、出荷するような農家でもないんだから投資した資材のお金を回収できるはずもなく。
胸張って農家じゃない、自分だけの自己満足の家庭菜園レベルなんですもん。ただただ投資するのみなんだよな。何かに結びつくわけじゃない。
そこを言っちゃあ元も子もない無いけどね。

でも、楽しいし、作ればさらに良いものを作りたいと意欲もわく。

土は全ての原点だもの。そこを疎かに出来ない。
これからの自分のありようとも同じで悩む。


そして、無心にまた種まきにただただただ没頭。