東北宮城も3月の気温は高い予報がされて
いる。桜の開花も3月の後半から咲き始め
るとのことで昨年より、３~５日早いらし
いとか？？

昨年のメロン栽培の反省を踏まえ今年度の
対応をまとめてみた。
（無加温ミニハウス栽培）

1.土作りについて（４５日前）
　①植え溝を３０㎝位掘り下げて稲わら、
もみ殻を敷き詰めその上に堆肥、鶏糞を
施し埋め戻す。

2.播種・鉢上げについて（温床育苗）
　①育苗箱に１０㎝程度の床土を入れ５㎝位
の間隔で巻き溝を作り溝に対して直角方向に
種を２㎝感覚で播種する。
　②鉢上げは、本葉が少し見えてきたころ
（播種後12日前後）事前に準備していた4号
ポリポットに行う。定植一週間前から外気に
ならし苗を丈夫にする。

3.定植準備について
　①定植2週間前に肥料や牡蠣殻石灰、油粕
など施肥しよく耕運しておく。窒素過多に
なると生育障害やアブラムシが湧いてくる
可能性が高いので注意！

4.定植について（潅水）
　①畝幅60㎝高さ15㎝で通路側を低くした畝
に定植2日前潅水しておきマルチで地温を高
めておく。
　②定植は、温かい時間帯を選び丁寧に植え付ける。
　③潅水は、花の咲く1週間前まで行い、
ハウス内を乾燥させておく　
　　　⇨　受粉しやすい環境作り
　④メロンが卵大になったら潅水開始し、
ネットが発生し始めたら控えめにする
　　　⇨　糖度を高める

5.誘引と整枝について
　①本葉が、6枚位の頃から行い脇芽も
摘み取る。
　②摘心は、受粉前に23節で行う。

6.受粉・摘果・玉吊りについて
　①10節から13節を目標に午前10時までに行う。
　②卵代になってからラグビーボール形状で
　　緑の薄い形の良い形状を残し摘果する。
　③枝が傷つかないよう水平に玉吊りを行う。

7.その他の管理
　①玉吊り後、果皮の乾燥防止に傘がけ
　②うどんこ病、蔓枯れ病、アブラムシ対策
　③収穫目安受粉後、55日（個体差有）
　④メロンの香りがするまで追熟させる
　　

収穫間近（レノンウェーブ）

収穫（追熟中）