トレーサビリティとは・・・
トレーサビリティという言葉が年々注目されだしています。
この理由は様々の事件による食の安全への注目ということでしょう。
このトレーサビリティとはなんなのかについて何か。
作物を栽培する上はトレーサビリティについてどういうものか認識しておきましょうです。
トレーサビリティの定義
トレーサビリティとは生産加工及び流通の特定の一つまたは複数の段階を通じて、食品の移動を把握できることをいいます。
つまり、生産されてものがどうやって出荷されて加工場へ、または卸、小売店へ流通されたのかがわかるということです。
トレーサビリティの注目と共に生産工程の過程も把握することと混同しがちですが、基本的にトレーサビリティに生産工程の管理は含まれていません。
それも含んだ統合的なサービスがあるために誤認しがちです。
トレーサビリティの目的
トレーサビリティはどういったときに必要となるのか。
それはその食品に問題が発生した時です。
食品の移動の経緯が追跡できれば、問題に関係している部分を特定できることができます。
逆に言えば、自分の扱っている食品の安全に自信がある業者ほど、ちゃんとトレーサビリティ(追跡可能性)を記録、開示できます。
そうではない業者はむしろ記録、開示しないことで、表に出したくない情報を隠すことになります。
よって、トレーサビリティは業者の信頼性を測るものにもなっているということです。
トレーサビリティをするには
トレーサビリティをするには、何やら小難しそうな専用の機械が必要なイメージがありますが、実際はそうではありません。
そういった機器ではなく、
「手書きの出荷と入荷の伝票があれば」
それでトレーサビリティの記録は出来たことになります。あとは開示するということです。
専用の機器や端末のメリットは、物流量が多くなった時に処理が楽なのと、通信機能などが付いていれば、情報の開示を記録したデータを使うだけでできたりするというメリットがあります。
しかしその機器を導入するために多額の投資が必要では本末転倒です。
今は流通に加えて生産工程管理もという流れもあります。
農産物で言えば有機JASという規格や、JGAP、globalGAPなどの規格があり、生産工程を管理するものがあります。
流通に加えて生産工程も管理でき開示出来ればより信頼性の食品ものになるということですね。
生産工程の記録なら
生産工程の記録なら、実はこのPlantsNoteで可能です!
種蒔から収穫までの様子を写真などの画像を使ってノートに残すことができ、また自動的にそのノートの内容はインターネット上で見ることができます。
なので自分の記録用に残しているPlantsNoteの栽培ノートが、後々生産工程の管理として利用することも出来るのです。
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