エンサイの育て方(標準栽培)
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エンサイとは
中国南部~東南アジアが原産。別名、ヨウサイ、空芯菜(クウシンサイ)、アサガオナ。
ヒルガオ科サツマイモ属。つる性多年草だが、作物としては一年草扱い。ビタミンAとカルシウムが豊富で、それぞれは、ほうれん草の1.5倍程あり栄養価が高い 。
元来、水辺に生育し湿地で多く栽培されているため、なるべく湿った場所を選んで栽培すると良い。乾燥させてしまうと、生育に影響するばかりかハダニなどが発生し、葉そのものに影響がでる。
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栽培難易度:易
・日当たりが良い場所を好む
・高温多湿を好み、乾燥を嫌う。寒さに弱い。
・10℃以下では、生育が止まる。
・発芽温度:20~25℃
・1株収穫量:1~2kg
・連作障害:少ないが、1~2年あける - 栽培の流れ
1.品種の選び方 => 2.土づくり => 3.種まき => 4.間引き => 5.追肥 => 6.収穫 => 7.保存
1.品種の選び方
品種の分類として、葉が広い物と細い物、つるありとつるなし、また加熱調理用 と生食でも食べれるの3つに分類できます。
栽培、収穫・調理をするうえで関係するのは、ツルがあるかないか、また生食出 来るかできないかなので、その2点でみてます。
【つるが伸びるか伸びないか】
栽培をする上でコレはとても重要になります。狭いスペースで栽培をしたいのであればつるなしをお勧めします。
つるが伸びるタイプの品種は、つるが徒長しだすとかなりな長さになり、となりの畝までも伸びてしましいます。市民農園などで区画の境で栽培する際などはと くにツルが伸びないタイプをお勧めします。
【生食可能か】
エンサイは基本的に加熱調理などの炒め物の印象が強いかもしれませんが、生食で食べれるタイプのものあります。
ただ生食用の栽培で注意する点の一つは収穫のタイミングです。生食用の品種は エンサイの若い芽を収穫していくので、収穫遅れになってしまうとせっかくの生食用の柔らかさが失われてしまいます。こまめに世話ができる人向けと言えるでしょう。
またもうひとつは害虫被害です。害虫被害が少しでも出てしまった物を生食で食べることに抵抗を感じる方は、やはり収穫適期も比較的長い調理向けの物をお勧めします。
栽培、収穫・調理をするうえで関係するのは、ツルがあるかないか、また生食出 来るかできないかなので、その2点でみてます。
【つるが伸びるか伸びないか】
栽培をする上でコレはとても重要になります。狭いスペースで栽培をしたいのであればつるなしをお勧めします。
つるが伸びるタイプの品種は、つるが徒長しだすとかなりな長さになり、となりの畝までも伸びてしましいます。市民農園などで区画の境で栽培する際などはと くにツルが伸びないタイプをお勧めします。
【生食可能か】
エンサイは基本的に加熱調理などの炒め物の印象が強いかもしれませんが、生食で食べれるタイプのものあります。
ただ生食用の栽培で注意する点の一つは収穫のタイミングです。生食用の品種は エンサイの若い芽を収穫していくので、収穫遅れになってしまうとせっかくの生食用の柔らかさが失われてしまいます。こまめに世話ができる人向けと言えるでしょう。
またもうひとつは害虫被害です。害虫被害が少しでも出てしまった物を生食で食べることに抵抗を感じる方は、やはり収穫適期も比較的長い調理向けの物をお勧めします。
2.土づくり
日当たりの良い場所を選びます。
種まきの2週間前までに苦土石灰を散布しよく耕します。適正pHは6.0~7.0です。 酸化が進んでいるようであれば多めに石灰を入れましょう。
1週間前には、堆肥2kg/㎡、化成肥料100㎡を施し、土を埋め戻して高さ10cmの畝を立てる。
【土壌改良材】
・苦土石灰100~150g/㎡
・堆肥2kg/㎡
・化成肥料100g/㎡
そして畝幅60cmで畝を立てておきます。
種まきの際の株間は30cmごとなので、<植えたい株数×30cm>分の長さの畝を作っておけば問題ないでしょう。
※マルチ等の被覆資材の利用をどうするのか?※
エンサイは低温に強くありません。
また乾燥にも弱いため、マルチ等の被覆資材を使うことで、温度と湿度を保ち、安定した生育をさせることをお勧めします。
種まきの2週間前までに苦土石灰を散布しよく耕します。適正pHは6.0~7.0です。 酸化が進んでいるようであれば多めに石灰を入れましょう。
1週間前には、堆肥2kg/㎡、化成肥料100㎡を施し、土を埋め戻して高さ10cmの畝を立てる。
【土壌改良材】
種まきの際の株間は30cmごとなので、<植えたい株数×30cm>分の長さの畝を作っておけば問題ないでしょう。
※マルチ等の被覆資材の利用をどうするのか?※
エンサイは低温に強くありません。
また乾燥にも弱いため、マルチ等の被覆資材を使うことで、温度と湿度を保ち、安定した生育をさせることをお勧めします。
3.種まき
5月~8月に直播で、種まきを行います。
発芽を促すために種まきの前日から種を水に浸しておくと良いです。株間30cmと し、空き缶の底などで深さ1cmのまき穴を作ります。
まき穴に種を3粒づつ、点まきをする。生長が旺盛でツルがよく伸びるので、株間は広めに取ります。
発芽を促すために種まきの前日から種を水に浸しておくと良いです。株間30cmと し、空き缶の底などで深さ1cmのまき穴を作ります。
まき穴に種を3粒づつ、点まきをする。生長が旺盛でツルがよく伸びるので、株間は広めに取ります。
4.間引き
種まき後7~10日後に1回目の間引きをします。目安としては双葉が展開した頃になります。
生育の良い苗を2本だけを残します。その後、株元に手で軽く土寄せし、安定させてあげましょう。
生育の良い苗を2本だけを残します。その後、株元に手で軽く土寄せし、安定させてあげましょう。
5.追肥
まず一回目は草丈が7cm程度になったら、追肥をします。株間に化成肥料 30g/㎡を追肥し、株元へ土寄せします。
その後、2週間に1回程度は追肥を行って上げましょう。
その後、2週間に1回程度は追肥を行って上げましょう。
6.収穫
草丈30cm位になったら折り取るか、はさみで収穫します。
ツルの先10~20cmの柔らかい部分が食用になります。
ツルの先10~20cmの柔らかい部分が食用になります。
7.保存
水洗い後、乾燥しないように紙で包んでからビニール袋に入れて冷蔵庫で保 存してください。夏場の葉物野菜なので、なるべく早めに使いましょう。
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