カリフラワーの育て方(標準栽培)
- アブラナ科の葉菜で、肥大した花蕾を利用します。ブロッコリーと同様、キャベツの変種で、幼苗は見た目がキャベツそっくりです。 花蕾が生長し始めたら、外葉で花蕾を日光から遮ることで真っ白なカリフラワーが出来上がります。
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栽培難易度:中
・日当たりの良い場所を好む、生育適温は20℃前後
・耐寒性はあまり強くない
・栽培時期:種まき7月~8月、植え付け8月~9月中旬、収穫11月以降
・1株収穫量:900g
・連作障害:2~3年あける -
栽培の流れ
1.土づくり => 2.品種の選び方 => 3.植え付け => 4.追肥 => 5.害虫対策 => 6.遮光 => 7.収穫 => 8.保存
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1.土づくり
pHを上げるために、植え付けの2週間前までに苦土石灰を100~150g/㎡を散布してよく混ぜてやりましょう。
畝幅を60cmとし、畝の中心に深さ20cmの溝を掘り、そこに堆肥2kg/㎡と化成肥料100g/㎡をやり、土を戻します。
鍬などで土を盛り上げるように寄せて高さ10cmの畝を立てます。 畝の長さに関しては、カリフラワーの株と株の間に最低45㎝必要なので、「植える株数×45㎝」分以上が必要です。
畝幅を60cmとし、畝の中心に深さ20cmの溝を掘り、そこに堆肥2kg/㎡と化成肥料100g/㎡をやり、土を戻します。
鍬などで土を盛り上げるように寄せて高さ10cmの畝を立てます。 畝の長さに関しては、カリフラワーの株と株の間に最低45㎝必要なので、「植える株数×45㎝」分以上が必要です。
2.品種の選び方
カリフラワーは基本的に春まきと夏まきの両方に対応しています。スーパーに出回っているカリフラワーは白いものが多いと思いますが、オレンジ色やムラサキ色などカラフルな品種もあります。
1)主要品種
早生の「バロック」は定植後約75日で収穫することが出来ます。
また、ミニカリフラワーの「美星」も早生で定植後65~75日で収穫できます。大きさはおよそ直径10cm、重さ350gと小ぶりで食べきりサイズです。
2)少し変わった品種
白だけでなくカラフルなカリフラワーが育種されています。 例えば、オレンジ色の「オレンジブーケ」や紫色の「パープルフラワー」、淡いグリーンの「遠州みどり」などがあります。他にも花蕾が幾何学的な配置になっているロマネスコがあります。さんご礁のような形をした品種です。
3)栽培時期
カリフラワーは品種間で植える時期にそこまで違いはありません。
春にまく場合は、3月ごろに植えて5月下旬~6月上旬に収穫することが出来ます。
また、夏にまく場合は、8月中旬から9月中旬に定植し10月下旬から12月中旬に収穫することができます。
1)主要品種
早生の「バロック」は定植後約75日で収穫することが出来ます。
また、ミニカリフラワーの「美星」も早生で定植後65~75日で収穫できます。大きさはおよそ直径10cm、重さ350gと小ぶりで食べきりサイズです。
2)少し変わった品種
白だけでなくカラフルなカリフラワーが育種されています。 例えば、オレンジ色の「オレンジブーケ」や紫色の「パープルフラワー」、淡いグリーンの「遠州みどり」などがあります。他にも花蕾が幾何学的な配置になっているロマネスコがあります。さんご礁のような形をした品種です。
3)栽培時期
カリフラワーは品種間で植える時期にそこまで違いはありません。
春にまく場合は、3月ごろに植えて5月下旬~6月上旬に収穫することが出来ます。
また、夏にまく場合は、8月中旬から9月中旬に定植し10月下旬から12月中旬に収穫することができます。
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3.植え付け
株間を45cm間隔でとって穴を掘り、掘った穴に水をやります。水が引いたら苗を植えつけ、株元を軽く手で押さえてやりましょう。植え付け後にたっぷりと水をやります。
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4.追肥
植え付けから2~3週間後に1回目の追肥を行います。株間に化成肥料を30g/㎡追肥します。その後株元までしっかりと土寄せをしましょう。
また、植え付けの5~6週間後に2回目の追肥を行います。畝の肩の部分に化成肥料を30g/㎡追肥します。そのあと鍬などを使ってしっかりと土寄せしましょう。
また、植え付けの5~6週間後に2回目の追肥を行います。畝の肩の部分に化成肥料を30g/㎡追肥します。そのあと鍬などを使ってしっかりと土寄せしましょう。
5.害虫対策
キャベツやハクサイなどアブラナ科に共通の害虫がカリフラワーにもつきます。生育初期にはアブラムシやコナガがやってきます。
放っておくと葉が穴だらけになってしまいます。
また9月に入るとシンクイムシが寄ってきます。シンクイムシは生長点である芯を食べてしまうので要注意です。
これらの害虫への対策方法は
・農薬の散布
粒剤のオルトランを種まき時に使用するのもひとつの手です。
・防虫ネットの設置
防虫ネットをトンネル上に設置します。防虫ネットは寒冷紗よりも網目が細かいので、害虫の侵入を防ぐことが出来ます。
特にシンクイムシにやられると収穫できなくなってしまう可能性があるので、何かしらの対策を心がけましょう。
これらの害虫への対策方法は
特にシンクイムシにやられると収穫できなくなってしまう可能性があるので、何かしらの対策を心がけましょう。
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6.遮光
カリフラワーの花蕾が出来始めたら遮光します。この遮光によって真っ白な花蕾のカリフラワーが出来あがります。
まず外側の葉を折り曲げて、花蕾を包み込むようにします。次に紐でしばって、花蕾に太陽の光が当たらないようにします。
まず外側の葉を折り曲げて、花蕾を包み込むようにします。次に紐でしばって、花蕾に太陽の光が当たらないようにします。
7.収穫
植え付けからおよそ80~85日後、花蕾の直径が15cm以上になったら収穫します。
花蕾の下の茎に包丁を入れて切り取ります。ちなみにブロッコリーと異なり茎は食べられません。
花蕾の下の茎に包丁を入れて切り取ります。ちなみにブロッコリーと異なり茎は食べられません。
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8.保存
収穫後速やかに冷やし、ポリ袋に入れて冷蔵しましょう。ひとつの房ごとに分けてから硬めにゆでて冷凍保存すると、さっと使えて便利です。他にもピクルスにすることで1週間は楽しむことが出来ます。
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