セージの苗をもらって来たので、取り敢えず庭に飢えました。西日がダメらしいので、玄関横の庭が落ち着いたら植え替えたいです。
【メモ】薬用・香辛料
開花:5.6月、植替え:5.10月末、肥料:4.5.6.9.10月
ポイント>高温多湿が苦手、風通しに気をつけ、春の生長期には肥料をちゃんと与えます。真夏の水切れに注意。
水やり・肥料>
土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。夏は非常に乾きやすいので水切れに注意。冬は水やりの回数を減らして乾かし気味にします。乾く前に水を与えるのは避けましょう。
肥料は生育(4.5.6月)にしっかりと与えておくと暑さにもやられにくいです。植え付けるときに、ゆっくりと効く肥料をあらかじめ土に混ぜ込んでおき、4月の芽が出る頃~6月の花が咲き終わる頃まで月1回、固形肥料を施します。生育を見て、9月頃にも固形肥料を与えます。
主に葉を利用する植物なので、茎葉の生長に有効なチッソ分の多い肥料が適しています。夏は高温多湿でバテ気味になることがあるので施しません。
梅雨前の作業>
花後は花茎を付け根から切り落とす。梅雨前には混み合った部分の枝を切り落として、株の中まで十分に日射しと風が通るようにしましょう。初夏から秋は収穫を兼ねて枝を多めに切っても大丈夫。
冬前の作業>
寒風や霜に当たると葉が枯れるので、収穫と翌年に備えるために株元から1/3ほど残して枝を刈り込みます。
摘心>
ある程度茎が伸びてきたら先端の芽先を摘み取ってしまいます。そうするとその下から数本の芽が出てきて枝が伸びて収穫量が増えます。
花をメインに楽しむ場合>
前年伸びた枝の先端に翌年の初夏から夏に花を咲かせるので、花の観賞をメインとする場合、春に枝を刈り込んだりしないよう気をつけましょう。
日当たり・置き場所>
たっぷりと日に当てましょう。ゴールデンセージは寒さに強い反面やや暑さに弱く、梅雨時期の多湿で弱り、夏の日射しと暑さでとどめを刺されることがあります。西日の当たらない、風通しの良い場所と選び、特に蒸れに気をつけましょう。
寒さと寒風で葉が傷んだり、でてくる葉っぱが小さくなることがあります。株元に腐葉土を敷くなど簡単な防寒を行います。
用土>
水はけと水持ちの良い用土が適しています。赤玉土5: 腐葉土3:バーミキュライト2の割合で混ぜた用土を使う。
植え替え・植え付け>
根の生育が旺盛な植物なので、鉢植えは1~2年に1回を目安にして一回り大きな鉢に植え替えます。鉢から抜いた株は、新しい用土で植えます。植え替えの適期は初夏もしくは秋です。
ふやし方>
さし木、とり木、タネまき(下記)で増やすことができます。セージは年月を経て大株になると茎が木の枝のようになり(木質化)折れやすくなり株の生育も衰えます。絶やしたくない場合は、あらかじめさし木などで苗を作っておきましょう。
さし木:
茎を先端から15cmくらいに切り取って、下の方についている葉を取り除いて切り口を水の中に付け、1時間ほど水を吸わせてから、湿らせたバーミキュライトに挿します。根がでてくるまでは直射日光を避けましょう。適期は春か秋で、上手くいくと2週間~20日くらいで根が出てきます。
とり木:
適当な茎を地面に伏せて、途中の部分に土を盛ります。土が盛られた節の部分から根が出てくるので、1ヶ月ほどその状態にして切り離して植え付けます。
タネまき:
適期は3月~4月、9月~10月です。
かかりやすい病害虫>
害虫 センチュウ ダニ類。土が多湿になると根腐れセンチュウの被害を受けやすいです。また、株が軟弱に育つとダニ類(アカダニなど)が付くことがあります。水やり、肥料、日当たり、風通しなどに気をつけて予防する。
西日はダメらしいけど元気