番外編 栽培中 読者になる
サボテン-品種不明 | 栽培地域 : 千葉県 山武郡大網白里町 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 4人 |
栽培環境 : プランター | 栽培面積 : 0.1㎡ | 苗から | 3株 |
作業日 : 2017-01-15 | 2011-01-01~2206日目 | 2℃ ℃ 湿度:62% 積算温度:34754.8 ℃ |
HSJ計画、今年も始めました5 「もうすぐ?」
昔、農業が初めて行われた時、それは人間にとってどうだったか・・・歴史の教科書なんかではあんまり暗い内容では書いてませんよね。でもね、農業がおこなわれ始めた事って人間の社会を大きく変えた。そして多くの人たちにとっては暗い時代を作り上げるきっかけになったんです。
それまでの人間は「狩猟採集」を行ってました。つまり山や森で木の実採ってきたり動物を狩ってきたりして食料を調達してた。この採ってきたり狩ってきたりってのを「食糧生産」と考えると一人、あるいはひと家族が生産できる食料はほぼその人数分。もちろん多少の余裕のある時期もあれば飢えで子供が死んじゃった、なんていう事もあったでしょうね。でも実際には他人に分けるだけの余裕はなかったんです。逆に言うと支配者が被支配者を搾取する、なんて事もなかった。いや、できなかった。それが出来るようになったのは、一人の食糧生産が一人分より多くなったから・・つまり農業がおこなわれ始めたから・・・。もちろん最初はそうじゃなかった。農業が徐々に発達する事で食料生産をしないで食っていける人が現れた当初はまず「道具」を作る人、つまり製造業をやる人達が現れた。狩の道具や食器なんかを専門に、そしてみんなよりうまく作れる人達がそれだけを行って食品と交換して暮らすようになった。すべてを自分で行っていた頃に比べて専門家が専門の道具を作るようになってノウハウの蓄積が一気に進むようになった。で、同時に現れたのが現在のサービス業。物物交換をする人、つまり流通業なんかを行う人達が出るのと同時に「村」を取り仕切る人達・・後の役人や支配者が単に村を仕切る人達から専業になっていった。同時に農業は人達を土地に縛るようになった。良い農地はどこにでもあるわけではない。なので良い土地をめぐる「戦い」をするようになっていった。そして同時に戦いに備えた集団、戦う事が基本となる様な集団が他の集団を飲み込んで広域にわたる帝国を作るようになっていった・・・。
どうでしょう。教科書に載ってる「搾取」って言葉、実は人間が農業を始めた事で可能になった。一旦搾取される側に回った人達はその後数千年の間ずーーーーっと搾取される側だったんです。
さて、では現在はどうでしょうか。一人の食糧生産は一人分を大きく上回ってます。一人の生産量も昔とは大違い、生産性の向上はずーーーっと続いているので普通に働けば普通に食っていけ・・・なくなってる。アメリカのフードスタンプ受給者(日本の生活保護)は人口の約3割。そのほとんどが仕事してるんですよ。しかもアメリカの一人当たり所得はずーーーっと増え続けてるんです。これ、おかしいですよね。社会の仕組みが間違ってるとしか思えない。ブレグジットもトランプ大統領も「変えてくれ!」って叫びの結果だと思うんです。・・・来るな。時代の大きなうねりが。革命的な社会の構造変換がすぐそこに迫ってる。ああ・・その時が来たら一時的にも社会は大混乱・・・の予定なんだけどな。だから2月切りプットオプション買い込んだのに・・・赤がそろそろ咲きそう。今年もだめかぁ・・
青はまだ咲いてるけど・・
赤ももうすぐ?