マミラリアのテトランシストラとミクロカルパ、グラハミーの3種類は小苗だと全く区別ができません。この3種はどれも鍵マミ、つまり鍵刺しのマミラリア。大きくなるとちょっとは雰囲気に違いが出ますがそれでも分かり辛い。よく考えたらそんな見わけもつかない種類を何種類も育てるってのが悪かったのか？でもそれぞれ違いもあるんです。
まあ、花が咲けば一発で違いが分かります。開花時期はミクロカルパが初夏、テトランシストラは秋口、グラハミーは秋の遅い時期ですね。花もミクロカルパやグラハミーはマミの中では大きめのピンク花ですがそれを「天使の輪」状にぐるりと咲かせます。だけどテトランシストラはもっと大きな花を一輪ずつって感じです。それにテトランシストラやグラハミーの棘は方向がバラバラですがミクロカルパは上から見ると逆時計回りに全部そろうんです。なんだかんだ言ってそれぞれ違いはあるんです。それになんといっても「鍵マミ」って好きなんですよ。この鍵刺し・・・下手に触ると引っかかってどうにも困った事になる奴なんですが「痛そうな」棘がいまだに苦手な私としては見た目はこっちの方が良い。グラハミーはまだ先ですがテトランシストラは今年は咲いてくれるんじゃないかって思ってます。頑張ってほしいものです。

ミクロカルパ

テトランシストラ

グラハミー