冬場のサボ、水が抜けてしぼんだ風船って感じになってるのが多いんですが・・今が成長の真っ盛りって奴もいるんです。サボテンは南北アメリカ大陸に自生しています。低地から高山まで、乾燥地帯から熱帯雨林まで様々な場所に自生しているので生態も千差万別。なので今が成長真っ盛りってのもいます。
冬成長型のサボはマミラリアに多いですね。現地の写真なんかだとこいつ等は他の植物に埋もれて育ってるのが多いんです。なのでおそらく彼岸花が冬に葉っぱを出すのと同じで他の植物が枯れてる時期に育つって事じゃないかと思ってます。写真はマミ　京舞。こいつは冬場雨の当たる場所に出しッぱにしてます。そうすると1月くらいから新棘がいっぱい出てくるんです。
写真２のエリオシケ　ロゼイフローラスも今の時期によく成長するようですね。新棘出して花芽まで出てきました。ただ、成長してるから水やりもした方が良いか、となるとこれは別。こいつの場合は雨がほとんど降らないけど海の近くなので年間の温度変化が少ない場所に育ってるんです。真夏より今の方が良いって事なんでしょうかねぇ。春先の早い時期から育ち始めますが水やりはしてません。水やりは今月後半くらいからかな。
最後はサボじゃないけどマメ科のデザート・スターツ・ピー。オーストラリアの乾燥地帯に育つ植物で変な花が特徴ってやつです。初めて栽培するんですが乾燥地帯だしあったかい時期に育つのかな？って思ってたら今成長真っ盛りって感じですね。最初は加温をして育てようと思ったら5つ発芽したうちの3つがあっという間に枯れちゃった。涼しい季節が好きって事でしょう。今は日当たりのいい窓辺に置いてます。おそらく向こうでも冬場に成長してるんじゃないかな？コイツ、もうちょっと育ったら植替えしなきゃなんなくなりますね。植替え嫌う植物っているからなぁ。どうなんだろう。でも今月後半には外に出した方がよさそうですね。

マミ　京舞

エリオシケ　ロゼイフローラス

デザート・スターツ・ピー