ごちゃサボ 栽培中 読者になる
サボテン-品種不明 | 栽培地域 : 千葉県 山武郡大網白里町 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 5人 |
栽培環境 : プランター | 栽培面積 : 0.1㎡ | 種から | 1株 |
作業日 : 2017-04-09 | 2014-08-10~973日目 | 18.4℃ 10.5℃ 湿度:75% 積算温度:15132.4 ℃ |
山あり谷あり
歴史ってのは面白いもんですよね。なのでここ数年、いやここ数十年NHKの大河ドラマは見続けてる。まあ、若干間あいた年はあるかな。でね、あなたならどんな人の物語をやってほしいです?私の場合成功ばかりって人はつまんない。確かに秀吉みたいにどんどん出世して、って出世物語も面白いですよ。でも普通、人生なんてのは山あり谷あり・・なので途中で失敗してる人なんかの方が好きですね。だから秀吉やるなら滝川一益の方が面白いんじゃ?って思ってたりする。
そこでこの人なんかどうだろう、って思ってる人がいるんです。
長曽禰 興里(ナガソネ オキサト)
え?そんな人知らねーって?この人何回か名前変えてるんで多分知ってますよ。後の虎徹入道興里、つまり天下の名工って言われた刀工の虎徹の事です。
この人、もともと近江佐和山で生まれて10歳くらいの年で越前に引越してます。丁度それが信長と浅井長政がぶつかった辺り。たぶん戦火を逃れて・・って事でしょう。で、その越前で家業だった甲冑士になります。甲冑ってーのは戦に出れば確実にあちこち痛む。で、何回か戦すれば新しいのに替えなきゃなんない。それに前の戦で傷だらけになった甲冑を修理に出してるから・・って言っても戦は待ってくれないから予備もいる。戦さえあれば需要は相当あったんです。でもね、興里が40歳くらいの時に大阪夏の陣が終わっちゃった。世の中から戦が無くなって・・・甲冑士の需要、ほとんどなくなっちゃった。修理にも出さないし一人一つあれば十分だからおさがりを直す程度。まるでCDが発売された後のレコード針メーカーみたいな状態。・・たぶんね、この人が40歳って事は弟子なんかもいてそれなりに養ってる人もいたんじゃないかと思うんです。それが急に食っていけなくなった。
ここからの10年間、実はあんまり分かってない。わかってないけど想像できますよね。で、50歳で江戸に出て刀工の丁稚になるんです。50歳、ですよ。丁稚なんて普通は10歳前後、で自由も何もない生活。まあこの人の場合は鉄の扱いに慣れてたしほんの数年で自分の銘を入れた刀作る事も許されてます。で、60歳くらいには天下の名工って言われて大名家なんかからの注文で予約満杯の状態だったみたいですからね。どれだけ短期間で技を習得して頂点に上り詰めたか・・・
どうでしょう。山あり谷ありってーのはこの人の為にある言葉じゃねーの?って思いません?それに比べりゃ俺なんて大した山も谷も経験してねーよなぁ。今後そんなのってあるんだろうか・・・・
我が家のサボ達は山あり谷あり・・
水入れたバケツの中でひっくり返しちまったぜ
TK-Oneさん 2017-04-09 18:28:55
うーん、長曽禰 興里の事で前に書いたような気もする。まあいいか・・