ササユリ栽培(種、袋蒔き、球根、開花) 栽培中 読者になる
ユリ-品種不明 | 栽培地域 : 三重県 伊賀市 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 3人 |
栽培環境 : プランター | 栽培面積 : 0.2㎡ | 種から | 15株 |
作業日 : 2017-02-08 | 2013-12-20~1146日目 | 7.9℃ 2.6℃ 湿度:52% 積算温度:18074.8 ℃ |
2年球の定植
今回は、遅れて定植に取りかかった。
A・・2年球の成長差: 袋まき(初年球)の球根を定植して、その1年後。右端が初年球、それを定植して1年後の結果である。その成長の差は、あまりにも大きかった。
B・・初年級と2年球: 袋まきの種が初めての球根「初年球」になる。それを培土に定植して1年後の「最大の2年球」との比較。小さい球根と大きい球根では、10倍以上の差がある。ササユリは、8g以上の球根になったら花が咲くと言われる。最高の条件で、最高の環境なら、培土に定植して2年後に咲かせることが出来るかもしれない。
初年球は栄養吸収根の上根が無いので、下層へ肥料をやる。2年球からは、上根が出来るので球根より上層に元肥を入れているが、その点に、改善点があるのかもしれない。また、水はけの悪化から、毎年移植を繰り返しているが、これも問題だろう。
下根は3年生きるというから、毎年ムダをしていることは間違いなさそうである・・・3年経っても、通水性、保肥性、保水性を維持出来れば可能性があるかも?
C・・定植完了: 定植が終わったら、タップリ水を掛けて水を切り、ポリ袋で密封する。後は、室内暗所で発芽まで待てばよい。
しかし、室内温度が高過ぎると、早い時期に発芽させてしまう。
発芽すれば、ポリ袋を外して光合成させることになる。いきなりの戸外は、発芽したものが寒さで傷んだり、枯れたりすることになる。自然で育てるには、ある程度、自然との同期が必要である。
A・・2年球の成長差・・同鉢で、これだけ差が出来る
B・・2年球と初年球 ・・1年で、こんなに成長する
C・・定植完了・・3月まで放置
Quegiroさん 2017-02-09 10:45:55
面白いですね!
2年球どうしの個体差はもちろん、初年球と2年球の大きさの違いにはびっくりです。2年球になるまではひたすら根生葉が出てくるのでしょうか?
我が家のコオニユリの現段階は、ササユリでいうとちょうど初年球にあたるので、秋には2年球ぐらいになっているのかな?と思うと期待でワクワクです♪
かぼちゃさん 2017-02-13 06:16:38
コメントありがとうございます。
球根を鱗葉と考えると、初年球から葉を1枚出します。2枚目が出葉した時は、地下で球根の鱗片が2枚に増える。どうも、出葉枚数と鱗片数は相関しているようです。出葉時点で光合成が始まるので、どんどんデンプンを生産して、秋には肥大しているでしょうね。
光合成の合理性から、葉数が増えれば茎立しますが、コオニユリは当年に?それとも何年後? 茎立も、球根の大きさ目安ですね。
適温、適肥、適湿、適光・・・これが醍醐味でしょうか。楽しみですね。
Quegiroさん 2017-02-13 17:53:49
いつもご丁寧なご返信本当にありがとうございます。
鱗茎ならぬ鱗葉だからこそ、根生葉の枚数と鱗片が相関するんですねえ。とても面白いです。
となると、いかにして光合成と下根からの栄養吸収をしっかり行わせて澱粉蓄積と葉数の増加を導くかが鍵になるということですか。
適温、適肥、適湿、適光・・・面白くなってきました!(^o^)/
ちなみにコオニユリは初年度は根生葉のみだそうです。
かぼちゃさん 2017-02-13 21:54:58
そうですか。1年目が1枚だけですか。コオニユリは直射日光にも強いので、初年度から何枚も出葉するのかと思ってました。
ササユリは、確か3枚くらいは出葉したと思っています。私は、あまり観察してないようです。今年は、しっかり記録を付けます。
ありがとうございました。
Quegiroさん 2017-02-14 00:09:07
紛らわしい書き方をしてすみません!
根生葉(根出葉)というのは「株の根元から出て来る葉」の意味で使いました。
コオニユリの場合、初年度はこの葉が数枚出るようで、つまり出葉はします。
我が家のコオニユリも、すでに子葉の他に本葉が1枚出ているものがあります。