連休に鳴門で釣ってきた黒鯛を調理しました。
いつもは海で内臓と鱗を取ってから持って帰るんです。ごみが減るし台所で鱗を落としたりするとあちこち飛んで引っ付いたりする。それが嫌で筏の上でそこまではやってしまいます。だけど今回は一夜干しをやったりいろいろ・・・忘れちゃってた。ま、しょうがないので朝会社行く前に下準備。内臓取って鱗をはがして2枚におろしました。もちろんバルコニーで。ここなら最後に水流せば掃除の必要が無い。・・・しかしまあ、なんと言うかいつもながらへたくそですね。中骨に肉いっぱいついてるし切り口がギザギザ。自分で食べるので我慢するしかありません。
黒鯛は6～7月ごろが産卵期。なので今は産卵後の一番味が落ちる時期です。でも・・知ってます？黒鯛って20センチ位まではすべてがオスなんです。30センチ近くくらいまで成長して初めて一部がメスになって大きいやつは全部がメス。性転換する魚なんです。オスならメスほどは味、落ちないんじゃないかな？まあ、だからこのサイズを持って帰ったってわけじゃありませんけどね。持って帰ったのは2尾。どちらも釣った時にえらに針で傷つけちゃったんです。えらから出血した場合はまず助かりません。なので元気なうちに生き締めをして持って帰りました。それ以外は全部リリース。
で、調理の方は・・・我が家で採れた玉ねぎ、ニラ、ローズマリーを使いました。アルミホイルに玉ねぎの薄切りを引く→粗塩を振った片身を置いてニラ、ローズマリーを刻んだのを振りかける→醤油をちょっと垂らしてホイル焼き。お味の方は・・・まあ、旨いかな？でもこれなら一夜干ししたチャリコの方がよかった。あっちは焼くだけなのでとにかく楽。魚がこのサイズだったらこれからは一夜干しメインにしようかな。日持ちも相当変わるし。で、ローズマリー。白身の魚にはちょっときついかもしれませんね。量はそれほど多くかけてないんですが香りに肉の風味が負けてるような気がする。コモンタイムの方がこの手の魚には合いそうです。

黒鯛

2枚におろして・・・

ホイルに玉ねぎ引いて半身を置いて焼きました