「サボ」のある風景 終了 成功 読者になる
サボテン-品種不明 | 栽培地域 : 大阪府 大阪市鶴見区 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 1人 |
栽培環境 : 里山 | 栽培面積 : 0.1㎡ | 種から | 9999株 |
作業日 : 2017-10-22 | 2015-01-01~1025日目 | 18.7℃ 16.2℃ 湿度:94% 積算温度:18043.1 ℃ |
なんで?
すべての発見や発明、理論や技術の発端になるのはこの2つの言葉、「なんで?」と「もしも・・」だと思うんです。
この2つの言葉、とっても偉大だと思うんですよ。みんなが同じ物を見て、みんなが同じ体験をして、でもこの2つの言葉を思い浮かべた人はごく少数。その少数の人が科学を発展させ発明や発見を行ってきたんです。だから思うんですよ。オレもその少数の人に混ぜてもらいたいな、って。
過去の偉人たちもこの2つの言葉、特に「なんで?」を持ち続けた人達だった。アインシュタインは「私はしつこい人間なんです」なんて事を言ってますね。別にしつこく誰かに付きまとった訳じゃないですよ。彼は長い間「なんで?」を持ち続ける事で結果にたどり着いたって言ってるんです。「なんで?」を持ち続けつついろんな事をやる。そのいろんな事と「なんで?」が何かのきっかけで結びついて「もしも・・」ってのが生まれる事で新しいアイディアや発見、発明につながる。そういう物みたいなんだよな。でも最近じゃ「なんで?」ってのはすぐにウィキあたりで検索してそれなりに近い答えを見つけた時点で満足しちゃう。それじゃダメなんだよ。
さて、現地の亀甲牡丹の写真、すごいですよね。我が家にも発芽7年の亀甲牡丹がいるけど全く見た目が違う。なんで?こんな風に太陽で焼いちゃったら我が家じゃ枯れちゃうんだよな。でも現地じゃ何もない石だらけの場所で太陽に焼かれて育つ。こんな株になるのに何十年かかってるか想像もつかない位成長は遅いですけどね。でもこれでちゃんと毎年花咲かせる。
アルストニーも現地じゃこんな感じ。ちょと長くなってるのは葉っぱじゃなくて花芽のようですね。それ以外の一面にこびり付いてるように見えるのが葉っぱ。どうやったらこんな姿になるんだろう
。姿かたちだけじゃない。独特な発芽条件が有ったり開花条件が分かってなかったり・・・。アウストロカクタスやウチワサボテンみたいになかなか発芽しなかったり武勇丸みたいに現地じゃ花付き良いのに栽培下だと花咲かなかったり・・・なんで?どうしたら良いの?思い続けるしかないのかぁ。まあ、コイツ等だってこの姿になるのに数十年、もしかしたら百年以上かかってる。なら俺だってあと百年位は考え続けねーとな。
今回はここから写真、拝借しました
http://www.llifle.com/Encyclopedia/CACTI/Family/Cactaceae/Maihueniopsis/
httpwww.bihrmann.comcaudiciformssubsana-als-sub.asp
亀甲牡丹。どうすりゃこうなる?
アルストニー。どうしても葉っぱ伸びちゃうんだよなぁ。
ミクロプンチア。こんな姿サボ屋さんじゃ見たことないぞ。