昨年10月の挿し木の結果がほぼ見えてきました。
挿し穂1は20日の処置の後も枯れ込みが止まりません。残した節の部分も茶色く変色しました。根元はまだ緑色ですが、ここからの回復は難しいかな、と感じます。
挿し穂2の大きな芽は、ゆっくり膨らんでいるようです。と、見ていて気付いたのですが…この芽って、もしかして「花芽」なのではないかと。この挿し穂は結果枝の花芽を落として挿しています。その時に落とし損ねた花芽なのかも。葉芽ならもっとシャープな形で、もう伸びてきてもおかしくないはず。それに、形が親株の花芽にそっくり。この芽が花芽だとすると、開花後摘花してもその後に葉芽を付けて伸ばせる体力がこの挿し穂に残っているのかどうか…。
2本とも引き続き様子を見ますが、結局、挿した3本全て失敗に終わりそうです。

今回の教訓。
・挿し穂に使える良い枝が無く、葉芽の付いていない結果枝を使った事。
・挿し木の適期ではない秋に挿したので、花芽と葉芽が見分けにくかった事。
・鉢上げの際に、肥料の投与を急ぎ過ぎた事。
今後の挿し木に活かしたいと思います。

挿し穂1の様子

挿し穂2の様子