ウッダード栽培記録 栽培中 読者になる
ウッダード | 栽培地域 : 埼玉県 さいたま市見沼区 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 3人 |
栽培環境 : プランター | 栽培面積 : 0.2㎡ | 苗から | 2株 |
作業日 : 2016-07-16 | 2013-07-01~1111日目 | 27℃ 20.6℃ 湿度:77% 積算温度:17208.5 ℃ |
我が家の「ティフブルー」について(1)
我が家で栽培している「ティフブルー」、子供の誕生記念に役所より貰った木です。貰った時にラベルに手書きで「ティフブルー」と記されており、これまで何の疑問も持たずティフブルーとして栽培してきました(後に某ホームセンターで同じラベルの苗を見かけたので、役所もホームセンターかホームセンターと同様の流通経路で入手した苗のようです)。
ところが、ブルーベリーに興味を持って今年記録を取りながら栽培していると、どうにもティフブルーとは思えない特徴が多いのです。
例えば、開花と実の熟期。ホームベル(この品種は品種間違いが少ないようです)を基準にして、信頼できる情報と比較してみます。
大関ナーセリーさま実績 ※1
≪開花≫(20%~80%開花)
ティフブルー 4月27日~5月5日
ホームベル 4月18日~5月4日
≪熟期≫(20%~80%成熟期)
ティフブルー 7月28日~8月25日
ホームベル 7月26日~8月17日
我が家の実績
≪開花≫(一番花の開花)
ティフブルー 3月19日
ホームベル 3月26日
≪熟期≫(一番果の色付き)
ティフブルー 6月19日
ホームベル 6月24日
品種特性ではホームベルは中生、ティフブルーは中生~晩生が特徴のようです。大関ナーセリーさまの実績はこれと一致しますが、我が家では逆になっています。
もう一つは、花と果実の写真。「ブルーベリー大図鑑」※2と比較してみます。写真1は花の写真、写真2は色付き始めの果実の写真です。いずれも左が大図鑑、右が我が家の写真になります。
花の時点で気付くべきだったかもしれません。明らかに花冠の形が違います。果実も萼あ部の盛り上がり方と萼片の開き方に違いがあります(我が家の方が萼片が閉じ気味になっています)。
残念ながら、我が家の「ティフブルー」は品種違いでほぼ間違いないと思います。
(2)へ続きます。
※1 大関ナーセリーさまHPの「ブルーベリーの栽培」‐「ブルーベリー開花時期・果実成熟期」を参照しました。
※2 渡辺順司さま著「ブルーベリー大図鑑」の284ページを参照しました。
写真1・花の写真
写真2・果実の写真