タイタン栽培記録 栽培中 読者になる
タイタン | 栽培地域 : 埼玉県 さいたま市見沼区 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 1人 |
栽培環境 : プランター | 栽培面積 : 0.2㎡ | 苗から | 1株 |
作業日 : 2016-09-17 | 2015-10-28~325日目 | 29.4℃ 21.6℃ 湿度:74% 積算温度:5030.8 ℃ |
栽培状況(鉢増し)
他のラビットアイの品種は秋の新鞘を出して成長している中、優先成長株のタイタンは成長が落ち着いています。一番成長の良かった太いシュートも成長が止まり、若干葉色が黄色味を帯びてきています。根詰まりでも起こしたのでしょうか。ちょっと気になるしもともと冬までに鉢増しする予定もあったので、この辺で鉢増しする事に。
マルチを除けてみると、7月31日の施肥の際にあれほどあったマルチ下の細根が殆ど無くなっています。おや、と思いつつ横にして鉢から出そうとしてこぼれた表土を見ると…あっ!コガネムシの幼虫!!!根鉢を見ると、表面から側面の上部分にかけて食害された跡がはっきりと見て取れます。寒くなる前の今の時期、コガネ幼虫は表面付近にいて深い位置にはいないはず。表土から食害された辺りの深さまで可能な限り用土を崩して取り除き、根の隙間に潜んでいる奴がいないか徹底的に調べました。
結果、5匹の幼虫が出てきました。根の食害跡もあるので間違いないと思いつつ、念のためカナブン幼虫でない確認のため地面に置いて歩かせてみると、腹を下にして速く歩いたのでコガネムシ幼虫と確認(カナブン幼虫は歩かせると、鈍くさく腹を上にしてのろのろと背面歩行するので見分けが付きます。根を食べず有機質を食べて分解してくれるカナブン幼虫なら助命しようかと)。確認後、天然サポニン溶液に沈めて速やかに窒息死して頂きました。
コガネムシ幼虫の確認のためにかなり根鉢を崩しましたが、鉢下部・底部の根は健全で解すのが困難な程、まだ根量は十分あるので当初の予定通り14号鉢へ植え替えました。鉢底にはベラボンLサイズを入れました。何とか今秋のうちに回復してもらいたいところです。
それにしても、よりによって一番の優先成長株に入るとは…。それに、万が一取り逃がした奴がいた場合の対策もしなくては。
鉢サイズ12号プラ鉢(スリット加工済)→14号プラ鉢(スリット加工済)、追加用土ブルーベリー専用土デネブCoCoブレンド(変更無し)、鉢底にベラボンLサイズ追加、デコレーションバーグでマルチ。
太いシュートの葉・うっすら黄色くなっています
根の様子・コガネムシ幼虫の食害跡がくっきりと
植え替え後の様子
ベリー達の楽園byのんのんさん 2016-10-31 22:57:12
コガネムシとカナブンの幼虫見分け方…
成る程〜⤴︎
勉強になりました!
カナブンの幼虫は根は食べないんですか⁉︎
コガネムシの食害痕がくっきり分かりますね!
それにしても、素晴らしい根張りです!!
はやて号さん 2016-11-02 23:24:55
コガネ幼虫の被害はブルーベリーでは初めてでしたが、やはり鉢植えにとっては一番嫌な害虫です。食われた根の量と栽培者の受けるダメージの量は比例します…。
カナブン幼虫は有機質だけ食べて根は食べないみたいです。土を柔らかくして肥やしてくれるので益虫だとは思うのですが、見た目がコガネ幼虫と同じだし、鉢の中にいたらあまりいい気持ちはしないかも(^_^;)。