タイタン栽培記録 栽培中 読者になる
タイタン | 栽培地域 : 埼玉県 さいたま市見沼区 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 1人 |
栽培環境 : プランター | 栽培面積 : 0.2㎡ | 苗から | 1株 |
作業日 : 2016-09-22 | 2015-10-28~330日目 | 20.9℃ 18.5℃ 湿度:95% 積算温度:5133.9 ℃ |
栽培状況(コガネムシ幼虫対策)
17日の鉢増しの際にコガネムシ幼虫被害を確認したタイタン、可能な限り駆除したつもりですがいかんせん14号の大鉢です。1匹でも取り逃がしがあると致命傷となるため、対策する事に。
コガネムシ幼虫駆除には、ブルーベリーに適用のある農薬としてダイアジノン粒剤5がありますが、土壌混和しないと効果が薄いのがネックなのと、できれば農薬は使いたくない。天敵線虫を使った無農薬殺虫剤のバイオトピアを使いたかったですが、売り切れで手に入らず。
と言う訳で、天然界面活性剤サポニンの効果を利用する事に。17日に幼虫を駆除した際にサポニン溶液(この時は手持ちのナメクジ忌避剤を溶かして使いました)に沈めて効果を確認してみたところ、一晩水に沈めても死なないはずの幼虫が30分もしないうちに死にました。サポニン溶液の中に一定時間沈めておければ、幼虫が残っていたとしても確実に駆除出来そうです。
ナメクジ忌避剤を使っても良かったのですが、今回はわずかに肥料効果もある椿油粕を使いました。サポニン自体は植物に良いようですし、弱い肥料分なら根をやられたタイタンのリハビリ食に丁度良さそうです。200gを30L弱の水に溶かして濃いめのサポニン溶液を作り(1/150倍強の濃度だと思います)、その中にマルチを除けてタイタンを鉢ごと入れて1時間ほど浸しました。コガネムシ幼虫がいればもがいて用土表面に出てくるか、土中で死ぬかするはず。
結果、用土表面に出てきた幼虫はいませんでした。とりあえずひと安心です。使用後のサポニン溶液は他の鉢に灌水して、サポニンの効果をおすそ分けしておきました。
椿油粕・サポニンが18%含まれています
水に溶かすと泡立って独特の匂いがします
タイタンは泡まみれです