いちご(遅植)2012-2013 栽培中 読者になる
いちご-品種不明 | 栽培地域 : 福岡県 福岡市西区 天候 | 栽培方針 : - | 読者 : 1人 |
栽培環境 : 畑 | 栽培面積 : -㎡ | 苗から | -株 |
作業日 : 2012-11-23 | 2012-10-06~48日目 | 16.1℃ 13℃ 湿度:63% 積算温度:806.6 ℃ |
防除
防除しました。
タフパールという炭疽病、うどんこ病の薬と、
バシレックス水和剤(BT剤)という蛾の幼虫の薬、
BT剤のいちご対策(詳細は下)として重曹、
コーンスターチの4種混合です。
タフパール、バシレックスは化学農薬ではなく菌の働きにより防除する微生物農薬です。
コーンスターチは食品(とうもろこし澱粉)です。市販の農薬『粘着くん液剤』をイメージして自作しています。熱湯1Lに対してコーンスターチ50g(5%)で原液を作り、100倍で薄めて使用しています。常温では保存が効かないので都度調合しています。
バシレックス水和剤等のBT剤はいちごに使用すると効果を発揮しづらいことがわかりました。いちごの葉っぱに酸性物質と蛋白質分解物質が含まれているからだそうで、対策としてアルカリ性物質と蛋白質を添加する必要があるようです。添加するアルカリ性物質として炭酸水素ナトリウム(要するに重曹)を使用します。
添加する蛋白質として卵白アルブミンを使用します。『SOSA』社製乾燥卵白『アルブミナ』は卵白アルブミン100%なのでこれを利用します。アルブミナは現在注文して未到着なので次回から。
また、おおむね10月中旬以降の低温期はBT剤の効果発現までに時間がかかるという奈良県の報告も発見しました。温度確保のため曇天か雨天時の午前中に薬剤散布を行おうと思います。
また、蛾の幼虫対策としてハスモン天敵、ハスモンキラーという生物農薬があるようです。要ウォッチ。
タフパール
バシレックス水和剤
コーンスターチ