2015年の夏は、比較的晴天が続き、猛暑の様相が続きましたが、お盆過ぎから一気に気温も落ち着き、その後は長雨。全体として冷夏かなという状態。
2015年8月の神戸は、平均気温が28.3℃。日照時間は207.4hでしたが、夏になり、30℃を越すようになるとパッションフルーツの開花も一段落し、花芽も黄化しはじめ少し生長も止まります。
南国のトロピカルフルーツといえども、夏の直射はダメで少し日除けをする方が良いかもしれないと感じた夏でした。
さて、今年の最初の完熟果は8月15日。その後、8月22日頃から毎日収穫期を迎えています。
梅雨明け後の夏になってからはかなり摘果も行ったのですが、2株で70個ほどは収穫できるのではないかと感じています。
ちなみにパッションフルーツは収穫は、色づき完熟したら、自然落下するのを待つだけです。
また、収穫後すぐに食べてしまうのではなく、あと数日室内で追熟させ、表皮がボコボコしだして、甘い香りが強くなった頃が食べどきです。
タネごとガツガツ食感を楽しみながら頂くのが面白いところ。個人的には、かき氷が良いのかなとも感じた夏です。
9月になるとまた秋の開花が始まりますが、秋の開花分は、結実しても完熟までにいたらず、美味しくないと言われているので、この2年生苗は、再度の越冬を見据えながらどんどん摘芯、剪定もしながら、秋の挿し木苗作りをしていこうと思います。