新種!? パッションフルーツ 神戸1号 栽培中 読者になる
パッションフルーツ-品種不明 | 栽培地域 : 兵庫県 神戸市須磨区 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 1人 |
栽培環境 : 庭 | 栽培面積 : 0.2㎡ | 苗から | 1株 |
作業日 : 2016-01-01 | 2015-05-31~215日目 | 8℃ ℃ 湿度:59% 積算温度:4518.5 ℃ |
新種!? パッションフルーツ 神戸1号のその後
我が家の黄色種のパッションフルーツ。何故か昨年2015年は、すべて4本雌しべの花ばかりが咲きました。この苗は、貴重な変種・新種になっているのかもという期待から個人的にこの苗を「神戸1号」と勝手に名づけ、今年2016年は挿し木で大増殖させてみようと思います。
この株は、開花した花が全部4本雌しべ。四葉のクローバーと同じように、4本雌しべの幸運のパッションフルーツになっているかもしれませんね。
ただ結実したのはたった1つ。このまま完熟まで育て、採種し来年は実生苗も作ってみることが大事。増殖した分が同じように4本雌しべの花が咲くようならば、植物新品種育成として、品種登録出願もしてみたいなとは感じているところですが、今は、結実した分は一つだけなので、まずはしっかり越冬させて、この貴重な株が夏にまた4本雌しべばかりの花をさかせることができるかだと思っています。
昨年は11月も12月も記録的な暖かさだった神戸です。
まだ「神戸1号」も少し生長している感じです。なんどか霜も降りているのですが、葉の落葉も少ないところです。
年末には3年生苗になるエドリス(紫種)の剪定と同時に、緑のカーテンとしての誘引も越冬仕様に変えたところです。
「神戸1号」も、来春以降の生長に期待しつつ、いつ寒波が来ても、すぐにあんどん仕立てにして、室内に取り込むこともできる状態にはしていました。
ただ、今しばらくは路地の寒さにあててみようと思います。
黄色系のパッションフルーツの耐寒性は5℃程度だと思っているのですが、今の状態なら、たとえ寒波がきても、まだビニールを被せるだけでも十分ではないかと考えています。平均気温が5℃を下回る日が1ヶ月以上続くようなら、室内での越冬も考えたほうが良いのかもしれませんが、神戸ではせいぜい1週間ほどで、ビニールや寒冷紗で防寒対策をするくらいでも、なんとかなるのではないかと考えています。
むしろあまり過保護な越冬対策をしないほうが、自然の変化、進化をパッションフルーツ自身がしようとするものじゃないのかなとも思っています。
雌しべが3本より、4本のほうが自然の状態で結実しやすいとパッションフルーツなりに変化を感じ取ったのかもしれないですしね。
とはいえ、早く暖かい春がやって来てもらいたいと、今は静かに春を待つ日々です。
誘引をしなおしました
側枝はまだ元気です
うーたんさん 2016-01-08 21:21:51
最初は秋にできた実をなんとか木になっている状態で赤く熟成させたくて
木自体は越冬できなくても良いと思っていたんですよ。
でも実は全然赤くならないし。。。
だいたいが過保護な私、温室も買ってもらっちゃったので
やっぱこんなに寒くなったのにかわいそうって・・・
今なんて温室に入れてその上ビニールまでかぶしちゃってますから。
なかなか厳しく育てる、が、できません。
パッションフルーツさん 2016-01-12 08:36:55
最初は心配ですよね。
でも大丈夫。品種によっても少し違うようですが、パッションフルーツの生命力って凄く強いもんです。
よく越冬にも室内のほうが良いとか、ハウスが良いとも言われますが、大苗なら結構耐寒性もあります。平均気温が5℃以下になる日が続くと、霜が葉っぱにあたり黄化し落葉も相次ぐので、ビックリするでしょうが、そのくらいでは心配ありません。
うーたんさんの苗なら、もう剪定もできているようなので、十分越冬する準備も完璧にできていると思いますよ。
また、よくパッションフルーツは受粉後55日~60日程度で完熟し落下すると説明がなされていることが多いですが、これは夏実。冬実はもっとかかります。夏の1.7倍という研究レポートをあります。だから逆算すると、本州ではおそらく9月中の着果でなければ収穫は厳しい計算です。越冬し2年生苗になると、次の夏はたくさん美味しいパッションフルーツが収穫できると思いますよ!
でも、冬はあまり冬は潅水しないようにね。土は乾燥気味くらいで十分。水分が土の中で凍って根を傷めたりして失敗することもあるから。
この時季は、春がくるのを応援してあげるだけで良いですよ!
うーたんさん 2016-01-12 20:09:08
了解です。
昼間はビニールもはずし、温室も開けていますが
やっぱ夜は「おぉ、寒かろうよしよし」と(笑)
水は乾き気味で様子をみていきます。
パッションフルーツさん 2016-01-14 12:32:41
最低気温が5℃、一日の平均気温が10℃を下回っている今は、日中もビニールをかぶせてあげたままで良いと思いますよ。葉の様子をみながら、たまに通気をするくらいでいいです。
ビニールをかぶせたままにするのは、日中の熱を少しでも蓄え夜の寒さを和らげてあげるのが目的。
日中の最高気温が15℃くらいの日は、おもいっきりって、ビニールをとって、通気をしてあげるのも良いと思います。
あと2月後半くらいまで、完全に枯れてしまわないなら越冬してくれると思いますよ。
うーたんさん 2016-01-14 13:47:59
このところの寒さで私自身外に出るのが億劫になっております。
ということで、パッションさんも袋をかぶったまま。。
これといったかわりもなしです。
実がなっていた頃はちょくちょく化成肥料を置いていましたが
この時期いつ頃肥料をやればよいでしょう?
肥料は化成肥料でいいのですか?他手持ちは炭化鶏糞、油カスがあります。
化成はいつもパラパラと置いていましたが、土の中に埋めてやるほうがいいですか?
春になったら一回り大きな鉢に植え替えるほうがいいですか?
あ、質問質問質問ばかりですみません。
パッションフルーツさん 2016-01-15 12:00:59
はじめての越冬は心配になりますよね。
私も剪定をしたくらいでその他は無対策でしたから、最初の年は見事に失敗。
でも、昨年は、同じく無対策なのに、2株見事越冬し、見事に収穫できる2年生苗になったです。
さて、肥料の件ですが、花芽が確認できるようになる5月くらいまでは、普通の化成肥料で十分だと思います。私は、花芽が見えるようになった頃から、根の先に届くようにと、リンを多く含んだ、バットグアノという肥料を3回ほど使いました。
箸などで、穴を開けて、その穴に入れるという感じ。バットグアノもようりんも、く溶性リン酸と水溶性リン酸の両方の効果により肥効が長く持続らしいので、これはゴーヤの栽培プランター栽培などでも試して効果があったところです。
ただ、リン酸は移動性が少ないようです。できるだけ根の近いところに施肥する必要で、果樹では深耕したときに深いところに施肥し、土と混和することも大切だとされています。 私は、パッションフルーツについては、大苗は、2重鉢、3重鉢にして栽培していたため、下の鉢のほうに入れる感じにしていました。
パッションフルーツさん 2016-01-15 12:02:21
次に鉢上げの件ですが、私は、昨年末には、鉢上げ時に、果実鉢のような底が抜ける鉢に変えました。ホームセンターにあるアップルウェアーさんの深型鉢は、なぜか果実鉢でなくても底が抜けるようになっているので、それを移植する時にまず抜いて、底をひっくり返し、土をかぶせています。
下にそのサイズくらいのものを台にしてしまえば、上の茎を持って引っこ抜く時も便利になるのではないかと(笑)
今年も3年生苗を同じように2重鉢方式で栽培するので、下の鉢は大型プランターか、大きな鉢にして行く予定です。
今は、冬期で凍結してしまうと困るとので、鉢底に皿は外していますが、もう少し暖かくなれば鉢皿をしておいて、今は鉢の根の底で確認するようにしておけば良いと思います。 底から根がどんどん出てきたら、底を抜いて、その下にプランターか大きな鉢を置いてあげるという感じです。
鉢上げについては、どのタイミングが良いのか、私もまだわかっていません。でも、今の鉢で鉢底から根が出てきていないなら、春でも良いのではと思います。鉢底から根がうじゃうじゃ出てきたら、鉢上げをするという感じで良いのではないでしょうか。
パッションフルーツさん 2016-01-15 12:04:24
また、パッションフルーツは移植にも結構強いという印象を持っています。
一般的に移植するならこの寒い休眠時季の方が良いのでしょうが、もし果実がまだ付いているなら、やりにくいですよね。でも、あんどん仕立てにすでにしているなら、出来ないことはないと思います。
パッションフルーツは移植する時に、早くしすぎても土への活着は意外と遅い感じで、5月のGWくらいまでは、十分可能だと思います。
ただ、ウメが咲き出す頃には、側枝から新梢が出てくると思いますよ。(今年は、暖かいだけに、すでにそんな兆候も見受けられます)
そこで、鉢上げの際に、かなり根を切ってしまう可能性がある場合には、気温、地温が上がりだす直前くらいにやっておいたほうが良いのかなとも感じています。
最後に追肥(油粕)との関係で、その際には、少し油粕など即効性がある窒素成分を混ぜておくというのが、地温を上げるためにも良いかもしれませんね。私は、年末に鉢上げした分には、油粕に加え、苦土石灰も混ぜて地温を上げる感じにしてみました。やり過ぎると発熱して熱を出すので、ほんの少しというくらいですが。
うーたんさん 2016-01-15 12:57:27
では、まず今の鉢底を見て、根がでてるかどうかを確認します。
根が出ていたら、2月中に一回り大きな鉢に植えかえてもいいんですね?
その際、根の下の部分に(直接あたらない所に)油かすと石灰を入れる、
これでいいですか?
植えかえ時には、鶏糞や化成肥料はいれ(なく)てもいいですか?
うーたんさん 2016-01-15 13:19:12
鉢の大きさは、どれくらいの木にどれくらいの直径・深さの物を用意したら良いでしょう?
アップルウェアのスポット機能、便利ですね。
パッションフルーツさん 2016-01-17 22:07:08
うーたんさんへ
鉢底から根が出てくるタイミングで鉢上げで良いと思います。
ただ、桜が咲く春先までに出てこないようなら、いつでも2重鉢にできるようにしておくのも一つの手だと思います。パッションフルーツの根はすごい勢いで生長してくるので、2重鉢作戦というのは、なかなか良い手だと思っていますよ。
油かすと石灰は、熱を出すので、培土に予め混ぜて地温を測っておくと良いですよ。
鶏糞も同じ。鶏糞と油粕は発酵が始まると、それはものすごい熱を出します。使うなら最低2週間ほど前に植え替えるための用土作りをしておいたほうが良いですよ。
化成肥料は、鶏糞と油粕を使うなら、窒素分は十分過ぎ、足らない分は、加里成分。根の発育を早めるのはカリウム(K)になると思います。
ただ、加里が過剰だと苦土(マグネシウム)欠乏を引き起こすため、注意も必要です。
そこで、石灰を入れるなら、苦土石灰にし、あとできれば、鶏糞や油粕は少なめで良いと思います。鶏糞は安価で良いのでしょうが、結構使う時は難しいものです。ゆっくり効かす牛糞でも良いかもしれませんよ。
また、化成肥料は、強めのものでなく、様子を見ながら追肥でも良いと思います。
パッションフルーツさん 2016-01-17 22:07:26
鉢の大きさは、私は2重鉢なので、難しい質問です。上の鉢は、7号~8号の深鉢ですが、下の鉢は、大型プランターであったり、10号くらいの鉢であったりです。
2年生苗になると、プランターでも大型の深底であっても根は遠慮なく生長していくと思います。
私は、今、越冬中の昨年の苗(新苗で購入した分)は、アップルウェアの菜園ポット 深型365というものに植えていますが、これは当初、7号の菊鉢にしていたものを、秋に移植しました。
それでも、鉢底から少し根が出てきている状態なので、春になれば、鉢底を抜き、下鉢に大型プランターを敷く予定です。
アップルウェアのこの深鉢365というのは、なぜか果実鉢でないものの、鉢底が抜けるようになっています。
正確な容量はわからないですが、果実鉢だと20Lくらいの用土のものじゃないでしょうか。