★冬越しが課題のパッションフルーツ。
新年を迎え、今年は2度目の越冬を試みる3年生苗です。
3年生苗に進級したものは、2株ありますが、この2株は、昨年も剪定をした以外は、ネットに誘引したまま。特段の越冬対策をとっていないのに、越冬した優等生。
この冬はまだ昨年よりここまで暖かい日が続いていて、神戸はまだ1月も最高気温は10℃を超えています。平均気温が5℃を超えている間は大丈夫じゃないかと感じています。
ちなみに、年末には大剪定と1株は鉢上げをしたところですが、側枝はよく観察してみると、鉢上げ後もゆっくりですが生長していることが確認できます。
今年は暖冬だからというのもありますが、でも、大苗になるとかなり耐寒性も持つようになってきているのではないかともあらためて感じるところです。葉っぱの黄化や落葉もまだこれから冷え込めば続くと思います。でも、昨年は12月中旬に一気に黄化したのと比べると、やはりかなりゆっくりです。
また、鉢上げを完了させていない分には、昨年同様に、微妙に色づいても完熟しきれず落下しない分を10個ほどぶら下げたままにしています。
昨年はこのまま5月頃まで落下せずについてました。
今は、自然な環境にして、果実への栄養供給がとまれば、落下するだろうと思っているところで、今年は果たしてどうなるのでしょうか?
10個ほど残したのは、採種用にしようと考えていることもありますが、路地で越冬をさせていくための限界のサインを残しておくため。
もしこの期間に全部落ちたら、それは危険信号と考え、その時点で対応しようと思っています。
これからは日照時間も長くなっていきます。
2月後半くらいまでのあと40~50日、側枝が少々枯れても大丈夫なサイズですので、今はこれ以上の強剪定はせず、株元だけ霜よけをしておくくらいで大丈夫じゃないかと考えています。
鉢上げがまだの分については、3月になって、最低気温が10℃を超える日が出てくらいからで良いかなと考えています。
これは、今、鉢上げによって地温が変わり上がると、春と勘違いして、生長がスタートしようとしているのかもしれないと感じたから。
もしかしたら、年末に鉢上げした分については、ここまで10日ほど観察していてるだけですが、そんな感じの変化なのかしれません。
やはり鉢上げは、もっと深い休眠状態になる頃でも良かったのかもしれませんね。