パッションフルーツにとって越冬は心配になるものです。神戸もいよいよここにきて、寒波がやって来そうな予報です。
私も最初の年は、剪定をしたくらいでその他は無対策でしたから、最初の年は見事に失敗。でも、昨年は、同じく無対策なのに、2株見事越冬し、見事に収穫できる2年生苗になり、今回は2回目の冬です。
ここで大事なのは、最初の冬越しではないかと考えています。
大苗になればある程度耐寒性も出てくるのですが、1年目に夏場以降ぐんぐん生長した苗は、鉢植えやプランター栽培だと、根はぎっしりになっているものです。冬越しのためには、根にダメージを与えないということが、挿し木苗を育苗していても、一番大事なことのように思います。
神戸もいよいよ寒波がやって来そうですが、今の3年生苗には、完熟まであと一歩の果実を、まだ10個ほどぶら下げています。このままにしておけば、シワシワになってしまうか、春先には落下すると思うのですが、今の時期は潅水をほとんどしていないので、水切れの目安にするためにこのままにしています。
さて、冬越しのためには、少し休眠期に入っている間に、鉢上げをしておくというのも良い手だと思います。今回は、ちょうどいいタイミングで、コメントによる質問もあったので、今回は私が使っている鉢をご紹介します。
ただ、鉢の適当な大きさというのは、私も難しいものだと思っています。これは、剪定と同時に、根も切ってあげるで変わってくるからです。
また、私は2重鉢で栽培するという独特なスタイルで、上の鉢は7号~8号の深鉢を使い、下の鉢は、大型プランターであったり、10号くらいの鉢であったりと、その時々によって変えています。
一つ言えることは、2年生苗になると、プランターでも大型の深底であっても根は遠慮なく生長していて、下の鉢もビッシリ根がという状態になります。パッションフルーツの成長力は、葉や茎だけでなく根も凄いものです。
そこで、今、越冬中の昨年の苗(新苗で購入した分)は、アップルウェアの菜園ポット 深型365というものに移植していくようにしています。
この鉢の特徴は、深鉢で底が抜けるようになっている点で、果実鉢のような感じです。にんじんやダイコンなど根菜類も育てることができるようにという配慮からでしょう。
私は、冬場はこの鉢で越冬し、春になると、鉢底を抜き、下鉢には大型プランターを敷くというスタイルによる二重鉢栽培を今年もしていこうとしています。
本来なら果実鉢でも良いのでしょうが、なぜか、この鉢のほうが容量のわり割安感があります。作業上も、この大きさくらいが限界なので、もしご興味があるようなら、お近くのホームセンターで探してみてくださいね。
うーたんさん 2016-01-18 21:16:54
二重鉢栽培ってどんなふうにするの?が知りたくてツイッターを拝見しました。
おいしいご飯に目が釘付け!笑
底を抜いて大きめの鉢にかさねればいいのですね。
去年初めて植えたうちのは植えかえたほうがいいですね。
うーたんさん 2016-01-18 21:18:01
重ねてすみません。
植え替えるとき、根は切ってもいいですか?
それとも切れないように大事に大事にそーっと植えかえたほうがいいですか?
パッションフルーツさん 2016-01-19 17:57:52
うーたんさんへ
二重鉢栽培といっても、これまでは単に鉢の下に鉢やプランターを置いてただけです。
それでも、下の鉢は肥料成分を変えれること、下の鉢に直接潅水できることなどのメリットもあります。
今回は、さらに底を底から根が出てくる頃に抜いて、下の鉢の土にうまく活着させることができれば、より根が元気に生長すると思い、今は鉢の底が抜けるものが良いと思っています。
さて、移植の時には、根を多少どころか、下の鉢の部分は切ってしまうことになります。
パッションフルーツの移植は何度もやっていますが、少々根が切れても構いません。
むしろ生長のためには、剪定もするので、切れてしまったほうが良いと思います。
今日投稿した、3年生苗の分は、3重鉢になっていたので、年末の鉢上げの際には、3分の1くらいの根がなくなっています。
とにかく、パッションフルーツの根は凄いことになっています。鉢からズボッと抜くと、ビックリしますよ。
うーたんさん 2016-02-10 20:12:32
ご紹介いただいた アップルウェアの菜園ポット 深型365、
ポイントを利用してネットで購入しました。
届き次第すぐに植えかえても良いでしょうか?
もう少しあたたかくなってからのほうが良いのでしょうか?