ブロッコリーの発芽の適温は20℃以上高いので、この時季だと少し加温もしないとダメだと思っています。どうしても室内でないと厳しいところです。
そこで、今回は200穴のセルトレイをそのまま1枚使うのではなく、12×9、1×9、8×10と3つに分割して、底面給水で発芽まで室内の暖かい所に置いてみることにしました。
さて、セルトレイ用底面給水トレーも販売されていますが、なぜか専用のものはいいお値段ですよね。
もう少し耐久性も兼ね備えた代用品はないかと、いろいろ探していたところ、写真のように、セルトレイの方を、カッターやハサミで綺麗に分割してしまえば、100円ショップで購入したキッチン用品であるスレンレス製のトレーがちょうどいい感じでフィットしました。
あらためて、100円ショップのありがたさを感じたところです。
「緑嶺」は緑色のコーティング種子で少し大きめですが、「緑風」は茶色。今回は、
緑嶺を12×5=60、
緑風を12×4=48、
合計108を第1段としての播種です。
緑嶺は播種後105日で収穫の中早生種。予定通りに育てることができれば、4月25日前後に収穫です。GW前からパッションフルーツの受粉作業が始まる頃まで、毎週頂花蕾が収穫できるようにしたいところです。
ただ、緑嶺は、今がまきどきですが、緑風は、少し早いまき。
また、緑風はあまり情報がネット上で見つからないので、今回は手探りでの実験状態。
小袋は2ml入で、100粒以上入っていました。緑嶺も80粒以上はありますが、少し緑風より少ないようです。
さて、今回は、写真のように、実験的に用土を3種類にわけてみました。
ピートモス、バーミキュライト、そしてオリジナルブレンドで、いつものようにこのこの2つを1:1で混ぜた上で、くん炭を10%程度混ぜたものを使います。
それぞれ特徴があり、それぞれの利点欠点もあるので、面倒でもph調整済みのピートモスとバーミキュライトによるいつもオリジナルブレンドを使うようにしていますが、ブロッコリーについては、今回も昨年の秋作の時のように、育苗は2段階で、ポット上げもする予定です。
今回は全てではありませんが、半数は本葉が2、3枚ほどの段階で、定植する予定の田土を半分混ぜ、7.5cmのポリポットへ移植します。
その時に、根の張りに、どのように違いが出るか確認してみたいところだったので、3種類にわけてみました。
また、ポット上げ時には、プランターと農地に春作の第1段として、定植をしてみようと思います。これは早くても2月の初旬から中旬頃でしょうか。
春作ははじめてなので、まずは様子を見ながらのスタートです。