キヌサヤは、越冬させるのが標準の作り方だと思うのですが、早く播種を行うと大きくなりすぎて、寒害をうけやすいので、播種を遅らせました。
小さい苗で越冬させ、暖かくなったら、追い肥で大きく育ててみるということを今回は狙っています。
また、密集栽培がどこまでできるのかというのも実験的に試しています。
キヌサヤは、意外と耐寒性もあり、-4℃くらいまでは大丈夫なようで、最低気温が氷点下を下回らなければ大丈夫だと思っていたので、ここまで何も越冬対策を取ってこなかったのですが、白花の兵庫絹さやは、2株、この数日の寒風と霜にあたって一気に枯れてしまいました。
赤花のほうは大丈夫ですが、今週末からの寒波は少し心配です。そこで、少しだけビニール袋をかけたり、ペットボトルをかぶせてどのような状況になるか試してみようと思います。
ペットボトルというのは、良いアイデアだとも思っているのですが、正直高さに限界があります。寒波がすぎればまた外し、ビニール袋にしてみようと思います。
霜よけというより、寒風対策が、キヌサヤは大事で、 風で折れやすく、特に寒風にあたると枯死株が出るようなので、風上側に防風ネットを張ったり、葉上にべた掛け資材でとにかく寒風から守れれば大丈夫だと思っています。
まだ蔓が伸び始める頃で、支柱を立ててネットを張り、蔓をネットに誘引(巻きひげをネットに絡ませる)ところ前の段階なので、とりあえずはこれで十分かなとは考えているのですが、今週末の寒波がどこまで続くのか、それが気になるところです。