馬鈴薯を育てるに当たって色んな資料を読み漁っているのですが、どうも窒素は多すぎても少なすぎても収量が減るらしいです。
そして株間。
これは施肥量に依存する傾向が。
えっじゃあ家の畑はどんだけの施肥量で種芋何kg要るの?と。
そんなこんなで見つけたのが、仮説「300台の法則」。
ざっくり言うと、
10a当たり窒素量(kg)×株間(cm)
が300台もしくはそれに近い数値になるとき、最も高い収量が得られるというものです。
例を挙げると、住友化学園芸さんのHPに有るものは、
8.4×30=252
となり、これは追肥前提の元肥量ですので追肥も考慮すると300台になると見て良いでしょう。
とある施肥量や株間を比較した資料では、株間40cm窒素8kgで最も多収となっているので、
8×40=320
と、ドンピシャです。
追肥が有るとしても大丈夫でしょう。
これは似たような数値ばかりで比較してましたが、大きく300台から外れていたものは減収していました。
また別の資料では、窒素17.2kgにおいて株間15,20,28cmと中々極端な比較をしているのですが、20cmが最も多収で、
17.2×20=344
これもピッタリ。
それなりに当てになりそうです。
家は種芋150株分で畝総延長4500cmなので、株間30cm。
牛糞大量投入したとは言え地力の無い土壌なので、追肥も考慮すると8-8-8化成120~130g/平米程度が良さそうです。
地力や残肥量にも依るでしょうけど、ざっくりとした目安として是非ご活用ください。
りえ太さん 2016-02-06 11:43:00
いろいろな研究がなされているんですね。
実に興味深い・・・
すぷーんさん 2016-02-06 21:13:16
深すぎて、調べたり考えたりするほどに迷宮入りします…w