スパルタン栽培記録 栽培中 読者になる
スパルタン | 栽培地域 : 埼玉県 さいたま市見沼区 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 1人 |
栽培環境 : プランター | 栽培面積 : 0.2㎡ | 苗から | 3株 |
作業日 : 2016-04-03 | 2016-02-11~52日目 | 19.9℃ 10.2℃ 湿度:65% 積算温度:433.1 ℃ |
栽培状況(呼び接ぎ)
スパルタンは自根での栽培が難しい品種との事。何人もの栽培している方のブログ等を拝見すると、スパルタンは自根では数年は順調に成長するものの突然死する、という話が度々出てきます。スパルタンに限らず自根のノーザンハイブッシュは、一度調子を崩すと立て直すのが難しいとも聞きますし、元気なうちに何か対策を取れれば、とかねてより思っていました。
一方、4月2日の観察で奇形花で品種違いの可能性が発覚したラビットアイ系の自称「メンデイト」(現在品種不明扱い)。栽培中止を含めて処遇を検討していました。廃棄するには忍びない、接ぎ木の台木にすれば生かせるものの、普通の切り接ぎではもう1年様子を見る事が出来なくなる…。
そこで、スパルタンにこの自称メンデイトを呼び接ぎする事に。
呼び接ぎなら双方とも枯れるリスクが少なくて済み、接合させている間は上部の枝をそのまま残せます。これなら、自称メンデイトの様子をもう1年見る事ができ、成功すればスパルタンにラビットアイ系の根を追加して2種根としてスパルタンの根の弱さを補えます。
呼び接ぎに先立ち、スパルタンと自称メンデイトを12号鉢へ植え替え、根域が交錯しないように鉢底ネット2枚で仕切り、過湿対策で鉢底ネットの間に鉢底石を詰めて換気しやすくしました。自称メンデイトの3本の枝のうち一番低い位置にある1本は剪定し、この枝には冷蔵庫で保管していたスパルタンを切り接ぎし、この枝と上側2本の枝の間の部分でスパルタンへ呼び接ぎしました。ニューメデールで接合部をきつく巻き、その上から結束バンドで固定しました。これで1年間様子を見ます。
鉢サイズ8号プラ鉢(スリット加工済)→12号プラ鉢(スリット加工済・根域は鉢のほぼ半分)、用土、マルチは変更なし。
呼び接ぎ前の2株の様子
呼び接ぎ後の様子(拡大)
呼び接ぎ後の様子(全体)