スパルタン栽培記録 栽培中 読者になる
スパルタン | 栽培地域 : 埼玉県 さいたま市見沼区 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 1人 |
栽培環境 : プランター | 栽培面積 : 0.2㎡ | 苗から | 3株 |
作業日 : 2016-10-23 | 2016-02-11~255日目 | 24.1℃ 13.1℃ 湿度:56% 積算温度:4960.5 ℃ |
栽培状況(コガネムシ幼虫の駆除)
今秋の大鉢の植え替えはほぼ終わり、植え替えていないのは12号鉢のスパルタンのみとなっていました。スパルタンは夏の呼び接ぎ完了の際に用土を増やしていたので植え替える予定は無かったのですが、鉢底にベラボンを入れて無かったので、ベラボンを入れるついでに新しい用土を少し入れてやろうか、という程度の軽い気持ちで植え替えを始めました。
鉢から出してみると、根鉢の下の方にパーライトではない白いものが…ああっ、こ、これは、コガネムシの幼虫!!よりによって、来年の収穫を楽しみにしているスパルタンに、何で…!
サイズ的には先日タイタンに入っていた幼虫より一回り小さいサイズ、卵を産み付けられたのは8月下旬頃となるでしょうか。可能な限り根鉢を崩して潜んでいる幼虫を1匹ずつ取り出しました。実に17匹もの幼虫が潜んでいました。
今回の被害は気付いたのが遅れた分タイタンの時より深刻で、呼び接ぎ台木側(オレゴンブルー)の根の側が集中して食害されて、全体の1/3は細根が無い状態となっていました。自根側の根は表土下部分を食害されているものの、大部分の細根は残っている状態です。この根量なら十分立て直してくれるはずです。
手ですべての幼虫が駆除出来たとは思えません。次いで椿油粕200gを30L弱の水で溶いてサポニン溶液を作り、その中に根を1時間ほど浸しました。駆除した17匹の幼虫を別の容器でこのサポニン溶液に入れて15分後に確認したところ全て死にましたので、1時間浸ければサポニン溶液の効果は十分だと思います。これで手で駆除出来なかった幼虫が潜んでいても生きてはいないはず。
その後、新しい用土を使って元の鉢に植え直しました。新しい用土には、サポニン溶液を抽出した椿油粕のかす部分を混ぜ込んでいます。鉢底にはベラボンLサイズを入れました。休眠まであと少しですが、少しでも根が回復してくれる事を願っています。
今になってみると、コガネムシ幼虫の入っていたタイタンとスパルタンは秋に全然成長しておらず、健全な株に比べて紅葉の進みが明らかに早いです。秋成長をしない株・紅葉が妙に早い株は、一見元気そうでもただちに根の確認をするなり、予防的にコガネムシ幼虫の防除をするなりした方が良さそうです。
鉢サイズ12号プラ鉢(スリット加工済)のまま、用土ブルーベリー専用土デネブCoCoブレンド(変更無し)、鉢底にベラボンLサイズ追加、デコレーションバーグでマルチ。
白い悪魔!
スパルタン入浴中…
植え替え後の様子
うーたんさん 2016-11-03 23:33:26
うちも今日鉢をひっくり返してみたら、たくさんの幼虫が・・・_| ̄|○
木がいきているかどうかわからないですが、捨てきらずに置いています。