四季まきキャベツ 「中早生二号」はサカタのタネさんのタネを2月7日に蒔きました。
まきどきが広くてつくりやすく、やや腰高の平球で、春キャベツよりややかたくしまり、すぐれた品種だとは紹介されています。
特徴として、
● 8月中旬~9月を除いていつでもまけますが、とくに秋~春まきにすぐれています。
● 球は1.5kgぐらいで偏円です。よくしまり、品質すぐれ、輸送性が高く、日もちがよいです。強健でよくそろい、病害にも強く、裂球遅く、つくりやすい。
と紹介され、ホームセンターでもタネが容易に手に入るのですが、まだPNにはカテゴリー登録がされていません。
清潔な土に128穴のセルトレーなどにまき、タネが隠れるほどの土をかぶせ、たっぷりと水やり。本葉が3~4枚になったころで畑に植えつけるか、育苗箱に約10cm間隔でタネをスジまきして、タネが隠れるほどの土をかぶせ、本葉が1.5~2枚になったころ3~3.5号(9~10.5cm)ポリポットに植え替え、本葉が5~6枚になったころに畑に植えつけるというのが、一般的な育苗の仕方です。
今回は、128穴のセルトレイに、ミニカリフラワーとあわせて撒きました。この苗は農地のほうに定植する予定で、育苗箱への播種のように、一度ポリポットにポット上げをする予定です。
ポット上げする時には、定植する田土と少し牛糞を混ぜた用土にするので、どうしても育苗中に立枯病に遭遇することもあります。
このポット上げの段階くらいで、本来なら殺菌剤で予防しておくほうが良いのでしょうが、無農薬栽培にこだわるばかり、畑のほうではアブラムシなどの害虫被害も多いようで、、殺菌剤より殺虫剤散布で早めに駆除をしていくことに注力したほうが良いようにも感じます。
畑の方には、昨年も他の品種で苗を供給したところですが、追肥をしていなかったようで、結球が遅く出来もイマイチの感じです。
今回は先に播種を開始している富士早生とあわせて、200株~300株程度の苗を供給していきたい考えているので、今年はなんとか良い収穫ができればと期待しています。