撤去した後の土の観察記録です。
3つのプランターがあります。
1.ササゲ2株のみ
(一番最初に勢いがあったが、一株の終了が早かった)
2.ササゲ3株のみ
(スタートダッシュは遅れたが期間は一番長かった)
3.ササゲ1株と朝顔2株、ペチュニア1株
(最後に植えたのでスタート時期遅め、午前の日当たりがいまいちな場所なのとササゲ連作の土で条件は良くない)
【1の状態】
・土の物理性はよさげ
掘り返した日の時点で雨や水やりで土はしっとりしていたのだが、
色は黒みがかっており、掘り返した時の手触りも割と空気をふくんでふんわり(鉱物粒子は砂より小さいのだが、腐食で団粒を形成しているようなイメージ)。
一時期心配していたような、ハナムグリの糞しか見えないような極端な状態でもなかった。
・根は一株は枯れ上がってしばらくたっているので存在感なし。ハナムグリの幼虫に食べられたのもあるかも。
まだ青い実がなっていたもう一株の方も残念ながら去年ほど端までびっしり根が張っているような存在感はなかった。根粒も認められず。
・ハナムグリの幼虫
夏~秋にハナムグリ幼虫を随分(20~30匹?正確には他のメモを再確認しないと)捕獲したプランターだったが、
今回の撤去時に3匹残っていたのを発見した。
上部に随時草マルチを足していたので、腐食は辛うじて足りていたのか、大きくはなっていた。
秋口に孵化したハナムグリの成虫を放してやった折にもぐりこんでいったのもこのプランターだったが、成虫の姿は見えず(そのまま冬越しはせず暖かい日に多分出て行ったのだと思う)。
・ミミズ
どこから入ったのか、小さなミミズの姿が散見された。
小さくて見つけにくいのに随分見かけたから、数は多そう。
【2の状態】
・ハナムグリの幼虫3匹出てきた(既に随分保護した後なので、その残り)。
・ミミズは1程ではないが探さなくても数匹見かけたのでいる。
・雨が降っても株がだいぶ弱っていて乾き方が遅いので、分解時にもじっとり。土の状態が分かりづらかった。
色は黒い。ハナムグリも1より少し多い位いたプランターなので、糞も多かったはず。
水が多く残っている為、空気の層が分かりづらい、土が重い。特に底の方が密度が詰まってるみたい。でも、その辺りにハナムグリが未だいた位だから、酷い状態でもなかったのか? 結局よく分からず。とりあえず、一旦土を乾かしてみる。
【3の状態】
物理性は悪くない。
ササゲ1株のみが規模を縮小しながらも生きている状態での撤去。
地表にも秋になって極小さな草(ほふく性の小さなクローバーみたいなのとかノミノツヅリみたいなの)が生え始めている。
1に比べるとハナムグリもミミズもおらず、土の色も白茶寄り(1の土から黒みを引いた感じ)。
地中には朝顔などの毛根が随分残って見える。根粒はみえない。
その縦横無尽に走る糸のような根(しかし大半はもう生きてはいない)のせいか、ハナムグリの糞はなくても土中はふんわり柔らかい感触。