頭がボーとする冬の終わりが見えてきました。
今年の冬もたくさん頭を使いました・・・そう、昨年初めて栽培した小粒黒豆に惚れていろいろと豆の事を調べていました。

　便利な時代だから、図書館行って本を頼んだり借りたりしなくてもインターネットで何でも調べられますね～、でも知りたいことを検索しようとすると情報がいっぱいで目が回る・頭が痛くなたりしちゃいます。。。。
　だから野良作業ができる春がと～っても待ち遠しかったのです♪



　はてさて、冬の間に地方の豆の品種がどんなものがあるのかと思って検索していたら、見たことない小豆や大豆がたくさんありました！！

　いろいろ見てたら、「エアルーム種」って言葉を知りました。
エアルームとは先祖代々受け継がれていくもの、家宝、財産、と訳されるそうです。
　その地域・家族・コミュニティーで価値を見出し次世代に守り育て引き継いできた品種の事だそうです。
　

！！なんだかメッチャ歴史を感じます！ロマンです！伝統ってやつです！

　我が家にもそんなものあるのか～☆って、思いをはせて考えてみた～けど、この地に種を落としてまだ3代目のまだ若い方の農家なので、そういった歴史が作られていくのはこれからですね！



　昔、農業・農家にとって何が大切か！？って考えたことがあります。

　始めは土地って思いました・次は経験値・次は健康に働ける体・・・考え出したら色々ありますね。

　今まで種苗会社さんから種を買ったり・資材屋さんから諸材料を買ったり・農機屋さんで機械を買ったりいろいろな方に支えられて現代の農業と言う仕事が営まれているんだな～って。
　自分1人なんかじゃきっと何もできないんだろうな～って・・・なんとなくそう感じて物事を考えることを投げていた気がする。


　でも、次世代に何が残せるか？って考えた時、残したモノがどうなるかまでは計り知れないけど、何か想いや大切に守っていくものが一つでもバトンとして渡せたら・・・それって素敵なことだな～って！

　それが作物の「種」だったりしたらロマン！もうロマンとしかいようがない！

　春はこうして心がわくわくしてきます♪
そうだ、今年も種を蒔こう～と思います☆

豆餅の雑煮は水が足りず硬かった。

カボチャ餅の雑煮は美味い

黒い小豆は我が家のエアルーム種です