トゲトカゲって知ってます？オーストラリアの乾燥地帯に住んでるトカゲで主にアリンコ食べてるやつです。こいつ、体中の皮膚に溝があって体のどこかが水に触れるとそこから溝を通して口まで水が運ばれてそれをなめる事で水分補給が出来るんです。便利な体だな、って思いません？この技応用してトイレ我慢してる時にこっそり指先からペットボトルなんかに出す、なんて事できないかな？いや、全身におしっこまわって「くっさー！」って言われちゃうかな？
植物でもこの構造に近い物を持ってるのがいます。チランジアの仲間。トリコームって呼ばれる構造が葉っぱの表面に有って葉っぱの一部がぬれると全体に水分が回って葉っぱ表面から水分補給が出来るようになってるんです。
しかしなぁ、コイツ等の栽培法の説明ってどうもなぁ。ミスティングやらソーキングやら・・何考えてるんでしょうね。そう呼ぶことがおしゃれ、とでも思ってるのかな？「霧吹き」とかで十分だと思いません？それに「ソーキング」って必要？一部が水に触れてれば全体に水分いきわたるんで皿なんかに水張ってそこに置いときゃいいんじゃない？まあ、どうでもいいか。我が家じゃとりあえずたまに霧吹き、たまにコップに水張ってそこに置くって感じでやってて問題なさそう。それで花も咲いたしな。

水に付けて1分後

5分ですべての葉っぱの先端まで水が行きわたります