運命ってのは面白いもんですね。30歳くらいの頃に金沢に住んでたんです。で、所長の良く行くスナック行ってみんなで自分の卒業した学校の校歌を歌うことになった。で、店の女の子の歌った校歌・・・ありゃ？聞いた事ある。っておんなじ幼稚園に通ってたんですよ。まるでとんでもなく長ーいあみだくじが十年以上の時の末に絡まった・・みたいな感じで「これって運命？」って思ったもんです。だってその幼稚園、東京の練馬区にあるんですよ。それが金沢で・・・え？その後どうなったって？まあ、その女の子とは何にもなかったんですけどね。
でも運命って怖い事でもあるんです。だって思うでしょ？自分の運命。なんでおれだけ？とか、もしああなってたら・・・なんてのは誰にでもある。ほんのちょっとの違いが後に大きく響く。それが運命ってもんですよ。
まあ、彼も自分の運命、悲嘆してる一人かもしれません。マルロシステラを植え替えた時、一苗だけ別に植えたんです。こいつ等は本来冬型のはずなんだけど去年の夏は水やりし続けた。それで成長もし続けてたんです。でも現地じゃそんなはずがない。休眠期がある植物のはず。だけどね、どの程度のキツさにすりゃいいのか分かんねー。だから一苗を別にしてコイツだけきつめの栽培をする、って事です。本来の自生地よりずっと厳しくなっちゃうかもしれない。ある意味生贄です。今年はもしかしたら自分の運命を呪いながら夏の太陽に身を焼かれるかもしれない・・・それを生き延びたら次はもうちょっと厳しくして、って考えてる。果てしなく厳しくなる環境を彼は呪うのでしょうか？それとも・・・
ってな事書いてて良く見たら・・ありゃ？花芽出てる。コイツ去年1月発芽だよな。こんなに早く花って咲くもんなのか。これも運命のなせる業？

植替え後

運命ってキビシィ！

ありゃ？