レノン 2016春 再び(#^_^#) 終了 成功 読者になる
メロン-品種不明 | 栽培地域 : 栃木県 宇都宮市 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 4人 |
栽培環境 : 水耕栽培 | 栽培面積 : 1㎡ | 種から | 2株 |
作業日 : 2016-08-31 | 2016-05-19~104日目 | 32℃ 20.7℃ 湿度:70% 積算温度:2480.9 ℃ |
消毒は効いたのか!?
昨日の朝、子ヅルの3節目辺りの茎が浸潤したように濃い緑色になり、一部分から薄い茶褐色の液体が出ていました。
昨年の経験からこれもツル割れ病の初期症状と判断(`・ω・´)
削ってトップジンMペーストを塗りたいところだが、茎のまわり360度濃い緑色…
全部削るには高度な技術が(;^_^A
以前PNでノリさん(最近お見かけしないが)がやっていた、オキシドールを塗り消毒する方法を試してみた。
オキシドール(普通に薬局で売っている過酸化水素:H2O2)の原液を新しい歯ブラシに少量つけて、患部に塗ってみると泡をふく。20秒くらいしたらティッシュで軽く拭き取る。
実は昨年もやってみたが、もう末期だったせいか泡をふかず失敗に至った(;^_^A
今回は初期だったから泡が出たのか定かではないが、いい感じに消毒完了!!
拭き取ると若干表面の薄い皮がそげたようになった。
次の日の夕方には、患部は褐色のコルク質に変化した!!!
これが正解なのかしら…とりあえず液体は出なくなり、葉っぱが萎れるなどの病変もみられない。
今後、黒い小さなツブツブが出たり、茎がやせ細るなどの症状が出たら、削ってトップジンMペーストの出番となるが、今のところ大丈夫そうでひと安心(*^▽^*)
ちなみに朝出掛ける直前に見つけたので、病状の写真は取り忘れましたが、処置後の写真は以下の通りです。
茎から液体が出たら要注意、これが悪化すると恐らくあっという間に枯れるのだろう。
処置直後 表面が痛々しい
次の日 全く別の色に変身
momoyuさん 2016-09-01 11:27:32
す、凄い!!
そんなことも出来ちゃうんですね(^^)
パンナさん 2016-09-01 13:55:09
ノリさんのノートを見て、人間が使う薬が植物にも効くのかと、目から鱗でした
(゜o゜;
うーたんさん 2016-09-01 17:35:35
ほ~~~~っ。。
パンナさん、すごい!
空飛ぶパンダさん 2016-09-01 20:18:54
消毒・・・なんで、人間にも植物にも
共通する事象なんでしょうか?
確かに悪い菌が死ぬなら、道理には合っているのカモ^^。
おつかれ様( ^-^)_旦~さん 2016-09-01 20:47:52
パンナさんならわかるやろと思うから書くw
過酸化水素の消毒の理屈は、H2O2から出てくる酸素になる直前の酸素イオン。
2H2o2→2H20+O2
泡が出ないと殺菌できてない。泡が出なくても腐食作用があるから、緩やかに殺菌すると思うけど、知らんw
この反応を触媒するのが、二酸化マンガンなどの金属や、血液中や微生物の持つのカタラーゼという酵素。中学でやるよね。
植物がカタラーゼ活性を持つのかググってみたら、「葉緑体に多い」「カタラーゼ活性は極めて低いが、同様の機能を持つ『ペルオキシダーゼ』が存在」。
https://kotobank.jp/word/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%BC-450127
ということで、生きた植物体を傷つけ、過酸化水素を塗布したら、発泡すると思う。
好気性微生物はカタラーゼ活性を持っていて、嫌気性微生物は持っていないことが多い。だから、嫌気性微生物は酸素存在下で生育できない。
まとめると、昨年泡が出なかったのは『植物細胞がすでに死滅していた』可能性が高く、今年発泡した物は、「再生の可能性がある」ということかな?
パンナさん 2016-09-01 21:16:18
旦さん、詳しい解説ありがとうございます
m(_ _)m
昨年失敗したのは、もう細胞が死んでいたとは…納得(‥;) お陰様で使えるアイテム(薬剤?)が増えました!
今後PN愛読者の皆さんも、収穫間際の大事なメロンが、少しでも延命できるといいなぁ(*´ω`*)
おつかれ様( ^-^)_旦~さん 2016-09-01 21:32:28
植物細胞も殺しちゃうから、過激な消毒法かもよww
抗菌剤(農薬)なら、植物細胞への影響も少ないでしょ。
パンナさん 2016-09-01 21:54:13
市販のオキシドールは濃度3%なので、大量にかけなければ多分平気だと思っているのですが、今後の経過を見守ります。
毎度お世話になります(^ー^)
madamoさん 2016-09-02 18:25:42
こんにちは 同県で水耕栽培をしているとの事なので
色々と参考にさせてもらっています。
オキシドール3%ですがアクアリウムだとコケ除去の為に使用
60Lの水に対して5-10mlの添加を10日程度続けると、
葉緑体を破壊し成長阻害て死滅させる事が出来たりします。
陸上植物だとまた効果が違ってくるとは思いますが
おつかれ様さんも書かれている通り細胞破壊の効果が強いので、
実験目的でもなければ使用しない方が無難かと思われます。
コメントついでに
アルミの受け皿は水中(アルカリ性・酸性どちらかに傾いた場合)や
根酸の影響で溶けて植物に吸収され成長阻害を起こす可能性が
あるので、次回からの使用は避けた方が良いかもしれません。
パンナさん 2016-09-05 12:45:28
madamoさん、初めましてm(_ _)m
いつもトマトの水耕栽培、楽しみに見ています。
返事が遅くなりすいません。
オキシドールはあまり良くないんでしょうか?人間が使っている濃度なので、そんな危険な物ではないという認識でした。
今のところ患部はいたって元気です!!!
荒技過ぎるようなので、今後は自粛したほうがよさそうですね、アドバイスありがとうございます。
パンナさん 2016-09-06 07:23:43
madamoさん、おはようございます。
たびたびの回答になってすいません、アルミの受け皿って、鍋焼きうどん容器のことですよね。
栽培の途中、一時水に浸かっていましたが、栽培槽に移してからは容器は全く水には浸かっていません。
2cmくらいは宙に浮いていて、土もカラカラか、ほんの少し湿っている程度です。
水に浸けないために厚みのない容器にしたんですよ。