実生フレーム 栽培中 読者になる
サボテン-品種不明 | 栽培地域 : 北海道 札幌市手稲区 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 0人 |
栽培環境 : 室内 | 栽培面積 : 0.2㎡ | 種から | 3株 |
作業日 : 2016-11-13 | 2016-09-30~44日目 | 10.6℃ 2℃ 湿度:76% 積算温度:347.5 ℃ |
P. azureus とS. mirabilis①
11/6に播種をして、11/11に第一号の発芽を確認した。写真①がPirosocereus azureus 金青閣で、②がSetiechinopsis mirabilis 奇想丸。
金青閣の、というか柱サボテンの苗は最初から縦に長いんだなぁ。マミラリアの時もそうだけど、すでに種から出てきた時点で成熟した時のだいたいの形が確立されているのだな。13日夜時点で4株。水を吸ってあっという間に膨れ上がり、トトロ型になってゆく。
奇想丸は12日朝に確認したらまた一つ発芽していた。やはりフレームの温度が高いのが効いているのか? そして13日夜現在、確認したら計8株になっていた。発芽率すご過ぎ。奇想丸ってのは芽吹きやすいのか?
どちらも、棘が出てきたら植え替えていこうと思う
実生フレームの状態としては、すでに立冬も過ぎてまさに冬というこの時期で「昼間は加温ランプによって40℃近く、湿度は20%。夜は20℃を下回り湿度が70%まで上がる」となっている。ちょい湿度高過ぎかもしれない。温度も上がりすぎな感じもする。手作りで換気扇でも作るしかない。
さて、今更感があるが植え替え用土を検討しないとならない。先行して植え替えたマミラリア達はちょいと締まり過ぎの土にうわってしまったかもしれない(種まき用の市販土)。根っこの成長が心配される。赤玉細粒+砂+燻炭に、緩効性肥料を配置した自家ミックス用土を試してみるか? 現状の土でも、少し表面をひっかけばふわふわの下層が見えるのだが。結局、土に期待される役目としては肥料の保持と保水性、そして根への酸素供給。これらを満たした細かい用土を使う方がいいかもしれない。
①金青閣
②奇想丸 まだ玉サボみたいだ
右が金青閣の床。奇想丸はさらにパンデミック状態
TK-Oneさん 2016-11-13 22:01:51
ゲッ、今の時点で肥料?腐らすだけですよ。そもそも今出てるのは双葉の状態。まあ、幼体って言った方が良いかな?その上に本体が出て来てそのうち本体に吸収されちゃう部分です。双葉が吸収されて本懐が充実して初めてちゃんと成長を始めるのでそれまで肥料なんていりません。ちなみに双葉は「柱」だから長めとは限りません。長い双葉で丸サボテンになる種類もいっぱいありますよ。
yumoziさん 2016-11-14 06:29:13
今出てきているのは胚乳みたいなものなんですかね。園芸書の実生用土構成を参考にしてたのですが…。棘が2〜4出てくる植え替え頃まではこのまま赤玉単用でいこうと思っております。その時点でもまだリンやチッ素、カリウム系は必要ありませんか? 有機肥料を与える予定は今後もありません。
サボテンの生理学書みたいなもので、参考になる図書ってございませんか?
なんだか一問一答の質問欄みたいになってしまい、恐縮です。
TK-Oneさん 2016-11-14 07:05:02
サボテンの場合ここから数か月は大きくならないんです。もちろん中身は成長してるんでしょうがサイズはほとんど変わらないって感じですね。私の場合植替えは発芽2~3日が一回目で根が成長を始める前に植え替えてます。いっぺんに発芽しない種類が多いのでそうする事で種と苗を分けて同時に苗を植える場所を効率よく均等に植え込めるんです。次の植替えは植替えが必要なくらい混み混みになってから。それまではたまに薄めの液肥をやるだけにしています。元肥をやるのはそれ以降。ここまで半年から一年って種類が多いですね。
yumoziさん 2016-11-14 22:19:49
市販の培養土は大体堆肥入ってますから、やっぱり土から配合するのがベストなんですね。砂+赤玉+燻炭で無肥料の植え替え床を作ってみようと思います。ついで、すでに発芽しているものから植え替え・寄せ植えてみます。先行しているマミラリアたちも一緒に…
TK-Oneさん 2016-11-15 00:38:47
ピロソケレウスは南米産で酸性用土の方が良いように思います。(私は栽培した事が無いので分かりませんが)南米産の、特に柱サボテンは用土がアルカリ性に傾くとうまく育たなくなります。なので鹿沼土を入れた方が良いでしょうね。私は種類によってはピートモスを入れてます。あと・・・全体的に用土が重そうですね。重い用土は固まり易くて次の植え替えが大変になります。パーライトやバーミキュライトをいれて、砂よりもゼオライトの方がおすすめです。鉢から抜いてもむだけでバラバラと用土が落ちるようなら植替えも楽になりますよ。
yumoziさん 2016-11-15 21:33:19
細粒パーライト+ゼオライトに赤玉土か鹿沼土で酸性度をコントロールするスタイルにしてみます。ゼオライトならただの砂よりも水浄化作用も期待できるし美味しいですね。
南米・北米。その土地の土壌分析データも検討項目に入れていかないとなりませんね、これからは。
TK-Oneさん 2016-11-16 00:38:20
大雑把に言うと北米がアルカリ性土、南米が酸性土です。根の弱い種類は酸性が強いと根腐れしやすくて、アルカリ性が強いと微量元素の吸収が阻害されて病気になりやすい。そんな感じですがあまりアルカリ性に振ると失敗しやすいようなので北米種でも若干酸性にしておいた方が栽培はしやすいようです。燻炭はアルカリ性なので若干鹿沼土を入れて赤玉土は根の発達が良いけど一部の微量元素を吸着してしまう。結構用土作りも悩ましいものです。私の場合は基本用土として赤玉3:パーライト3.5:ゼオライト1.5:燻炭1:バーミキュライト1で種類によって鹿沼土やピートモス、腐葉土を追加って感じです。