実生フレーム 栽培中 読者になる
サボテン-品種不明 | 栽培地域 : 北海道 札幌市手稲区 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 0人 |
栽培環境 : 室内 | 栽培面積 : 0.2㎡ | 種から | 3株 |
作業日 : 2017-01-01 | 2016-09-30~93日目 | 天気:- 気温:-℃ 湿度:-% |
Pediocactus simpsonii ①
’16/11/24に播種。それからはウンともすんともで、半分諦めていた。
’17/1/1、朝。いつもの見回りで変化に気づく。が、LED灯の色で「パーライトのかけらだろう」と見誤る。そして出勤。
’17/1/1、夜。帰宅して見回りをする。明らかに、土くれなどの無生物とは違う形態を見せている。チョロギみたいな形になっているし。simpsonii…月華玉の種子以外は蒔いていない。まさか!
写真①
発芽したァ!? ウソだろお前!
正月からテンション爆上げになる事態でパニックになった。もう半分、ダメだろうと思っていたところだったから…。
しかし、今まで蒔いてきた種類とは様子が違う。なんというか、根っこが違う。マミラリアは毛のような根だったのに対し、このペディオは、もう最初からかなり太い。球体になるであろう先端部が1とすると、根っこは3倍ぐらいの大きさと太さがある。とんでもない形だ。あるいは、こっちの太い方が球体なのか?わからん…。とりあえず明日までこの状態でおく。
やはり、温度差と水が重要であるようだ。最初のうちは夜は氷点下の外に置き、昼間は最高温度40℃ちかくになるフレーム内に置いていた。腰水はなし。だが、夜になると完全にゴチゴチに固まる。限度があると思い、二週間後にはフレーム内に移すことになった。夜には無加温になり、最低温度が10℃近辺になるからだ。しかし参考にしているページや北米の愛好会が公開している資料を参考にしていると、「春の雷雨によってビチョビチョに冠水したあとに発芽してくる」「種子内の発芽抑制物質を洗い流す事」という記述を見る。特に前者はよく書かれている。というわけで作戦を変更した。腰水・昼は高温のフレーム・夜は腰水の状態で窓際で冷やすことに。条件変更一週間で発芽した。
5粒蒔いてやっと一つ発芽した。残り5粒を使って、腰水しつつ夜は完全無加温の窓際放置というのをやってみようと思う。発芽したからといって、この子がこのまま大きくなるとは限らないから。
とりあえず、ある程度根っこが伸びてきてから植え替えをしようと思う。ここ最近の実績(金青閣と羅星丸)だと、発芽して間を置いてからの方が成績がいいので。まずは腰水を外した。
ここからが正念場だ。
最後になりましたが、本年もよろしくお願い致します。
P. simpsonii "月華玉"発芽
長く付き合っていきたい
まだ沈黙している種子
TK-Oneさん 2017-01-01 23:24:40
ありゃ、根っこが天井向いてますね。ひっくり返してやんないと。
発芽前の種と発芽2日くらいまでの苗は過湿でいいんですけど苗はその後過湿にし続けると簡単に腐ります。
発芽させる条件、結構慣れが必要ですよね。温度差つけると同時に積算温度がある程度高い必要があるのでその辺の加減が難しい。種類によっても違ってますしね。
yumoziさん 2017-01-02 00:09:21
コメントありがとうございます。本年もよろしくお願い致します。
寝る前に確認できてよかったです。でんぐり返ってたんですね、やっぱり…。まだ寝ている(ような気がする)種子にも期待しているので、根っこが伸びたら移植したいと思っています。