実生フレーム 栽培中 読者になる
サボテン-品種不明 | 栽培地域 : 北海道 札幌市手稲区 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 0人 |
栽培環境 : 室内 | 栽培面積 : 0.2㎡ | 種から | 3株 |
作業日 : 2017-05-11 | 2016-09-30~223日目 | 16.4℃ 11.9℃ 湿度:85% 積算温度:757.7 ℃ |
Toumeya papyracantha ①
実生する際、最初のマミラリアMix種子は市販の実生用土を使っていた。その後P. simpsonii 月華玉やその他種子を播くためにはバーミキュライト細粒や赤玉細粒を使っていた。
その後色々と播種用土を調べていた。ある程度目の細かい土を使いたかったのだが、どうも現在の実生環境に合わなかった。そのうち思考がとまり、
①直射日光で焼けないようカバーできる
②空中湿度を確保できる
③肥料がない
④腰水の状態が維持できる
という要素があればイイんじゃないかと(勝手に)考えた。赤玉細粒とかバーミキュライトとか、マミラリア属のように土粒の大きさ>種子だと回収する時どこへ行ったか不明になってしまうか落ち込んでしまう事故もあったので。
そこで実験をやってみることにした。ちょうど手に入ったT. papyracantha 月の童子を使って。
腐りやすいとか正木は厳しいという前評判は分かっていたが、トライアンドエラー。
使用したのはココヤシピートを乾燥圧縮したブロック。水を与えると三倍ぐらいの丈に膨張する。日光を透過でき、水分を逃さないよう透明なカバーもついている。
さて、どうなるか。半分はいつも通り赤玉土の床に蒔いている。
4月21日に水を与えたのを起算日として二週間後の5月4日、5つ播いたうちのひとつが早速発芽した。が、発芽2日目午前中の時点で未だ主根が宙をさまよっている感じ。どうもココヤシピートが思ったよりも硬いようだ。掘れないのかもしれない。これは正月に発芽した月華玉と同じ道を辿りそうだなぁ…。一応まだ根っこに息がありそうなうちに栽培用土に移したが。その時のハンドリングもまずったし。自覚している以上に実験失敗に動揺していた。
それから一週間。持ち直したようだ。幼苗の姿はペディオの月華玉によく似ている。だが種からの苗の立ち上がり、棘が出てくるタイミングが月華玉よりもかなり遅い。よく見れば棘の形もすでに特徴がでている。
他にも、せっかくの春なので色々播いてみている次第。
見た目干からびた感じだったのでヒヤヒヤ
棘が太い。これが紙紐みたいになるんだなぁ