ブルーシャワーど根性栽培記録 栽培中 読者になる
ブルーシャワー | 栽培地域 : 埼玉県 狭山市 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 1人 |
栽培環境 : 庭 | 栽培面積 : 5㎡ | 苗から | 1株 |
作業日 : 2016-11-12 | 2016-11-12~0日目 | 20.3℃ 8.5℃ 湿度:69% 積算温度:13.6 ℃ |
栽培開始(定植)
我が家で栽培していたブルーシャワーの株1を、実家の花壇へ地植えしました。この株は2015年8月23日にホームセンターで購入したもので、今年で多分3年生の苗だと思います。この苗は接ぎ木台木にする前提で定植します(既にシュート1本にスパルタンが接ぎ木済となっていますが、接ぎ木で全更新するまでの間は、台木の品種名で栽培記録します)。
今回の地植えの方法は、江澤貞雄さんが提唱されている「ど根性栽培」の方法で植え付けました。ど根性栽培の場合、定植後は一切水遣りしません(根の成長を促してその土地に深く根を張らせるため)。定植後の管理は剪定と有機物マルチの補充位で済むので、今回の我が家のように遠隔地からでも十分に管理可能な栽培方法だと思います。
なお、定植に先立ち事前の準備作業を行っています。その様子は「ブルーベリーど根性栽培(準備編)」(終了ノート)に記録しました。
定植作業の様子です。
1.定植用の穴を掘る。
ど根性栽培ではピートモス等で植え床を作らないので、根鉢が入る程度に掘れば十分です。
2.定植穴周辺にお椀8分目位の硫黄粉を撒いて周辺の土に混ぜ込む。
本来であれば2.で鉢から抜いて苗を植え付けてしまいますが、我が家の場合は定植地の土壌酸度がpH6.5と高めでした。定植時に施用する硫黄粉は苗の植え付け後に「株の周囲に散布」が基本となっていますが、土壌pHが6.0以上の時は「定植地の土と混和」するとの事でしたので、我が家の場合植え付け前に硫黄粉を施用しています。
3.苗を植え付ける。
ブルーシャワーの株1を12号鉢から出して、深植えにならないよう根鉢を崩さずにそのまま植え付けました。根はちゃんと張っていて問題無い状態でした。
4.施肥する。
お椀1杯分の菜種油粕を1年分の肥料として株の周囲に散布しました。まだ完全に休眠する前の時期なので冬まで待つか迷いましたが、マルチを外して施肥するのも面倒だと思ったので…。
5.マルチをする。
施肥の後に、株元が10cm位の厚さになるように有機物マルチをしました。ウッドチップが安く手に入らないかな、と思って探しましたが見付からなかったので、今回はバーク堆肥をマルチとして使用しました。
今回は苗がまだ休眠前のため、剪定は行っていません(本来は植え付け前に剪定します)。剪定は後日接ぎ木と同時に行う予定です。
硫黄粉を定植用の穴周辺の土に混ぜます
お椀1杯分の菜種油粕を(根鉢の様子は撮り忘れました)
株周囲に散布しました
ベリー達の楽園byのんのんさん 2016-11-14 21:14:00
お疲れ様です(^ν^)
仕事から帰ってきて一杯やりながら一息ついてます。
ど根性栽培の植付けお疲れ様でした。
その後が楽しみですね♬
土壌のPHが随分と高かったんですね…
僕はど根性植付け時にPH計らなかったです、サボっちゃいました。
なので、今回はやて号さんが硫黄粉と土壌の土を混ぜ合わせたど根性は僕にとって未知な世界です。
ブルーベリー友達のサルベリーさんは鉢栽培で硫黄粉を土と混ぜ合わせて、その後成長が乏しく、もしかしたら混ぜ合わせた事も要因かな?と現在も試行錯誤しながら研究実験栽培されています。
バーク堆肥は僕はブルーベリーに使った事は有りません。バーク堆肥は普通の堆肥とは違うのかな?良く分かりませんが、以前にブルーベリーに堆肥は合わないと聞いた事が有りまして…
今回のバーク堆肥のマルチも今回拝見させて頂いて大変興味深く感じます。
その後の経過観察を楽しみにしてますね〜( ^ω^ )
はやて号さん 2016-11-15 20:59:35
こんばんは、お疲れ様です。昨夜は子供を寝付かせていたつもりが…気付いたら朝でした。寝付かされたのは自分だったようです(^_^;)。
硫黄粉の定植穴への混和はこんな感じかな、と手探りでやってみました。根周辺の硫黄濃度が濃過ぎると根に障害が出る気もしますが…鉢栽培で硫黄粉を使うのは聞いた事が無かったです。鉢のような限られた空間だと硫安のように使う量のさじ加減がかなり難しそうですね。
我が家で使ったバーク堆肥は針葉樹皮を寝かせて堆肥化したもので、他の肥料分は入っていないものでした。安物なので未成熟なバーグ堆肥かもしれません。未成熟だと土に混ぜる場合は窒素飢餓が怖いですが、マルチで使う分には問題無いかな、と思って使ってみました。堆肥化している分、ウッドチップやバークチップより土に還るのは間違いなく早いと思うので、来年の梅雨明け前には補充しないと…と思っています。