パウダーブルーど根性栽培記録 栽培中 読者になる
パウダーブルー | 栽培地域 : 埼玉県 狭山市 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 2人 |
栽培環境 : 庭 | 栽培面積 : 5㎡ | 苗から | 1株 |
作業日 : 2016-11-12 | 2016-11-12~0日目 | 20.3℃ 8.5℃ 湿度:69% 積算温度:13.6 ℃ |
栽培開始(定植)
我が家で栽培していたパウダーブルーの株2を、実家の花壇へ地植えしました。この株は2016年1月17日に挿し木した1年生苗です。それなりの成長具合でしょうか。
今回の地植えの方法は、江澤貞雄さんが提唱されている「ど根性栽培」の方法で植え付けました。ど根性栽培の場合、定植後は一切水遣りしません(根の成長を促してその土地に深く根を張らせるため)。定植後の管理は剪定と有機物マルチの補充位で済むので、今回の我が家のように遠隔地からでも十分に管理可能な栽培方法だと思います。
なお、定植に先立ち事前の準備作業を行っています。その様子は「ブルーベリーど根性栽培(準備編)」(終了ノート)に記録しました。
定植作業の様子です。
1.定植用の穴を掘る。
ど根性栽培ではピートモス等で植え床を作らないので、根鉢が入る程度に掘れば十分です。
2.定植穴周辺にお椀8分目位の硫黄粉を撒いて周辺の土に混ぜ込む。
本来であれば2.で鉢から抜いて苗を植え付けてしまいますが、我が家の場合は定植地の土壌酸度がpH6.5と高めでした。定植時に施用する硫黄粉は苗の植え付け後に「株の周囲に散布」が基本となっていますが、土壌pHが6.0以上の時は「定植地の土と混和」するとの事でしたので、我が家の場合植え付け前に硫黄粉を施用しています。
3.苗を植え付ける。
パウダーブルーの株2を10号鉢から出して、深植えにならないよう根鉢を崩さずにそのまま植え付けました。根はちゃんと張っていましたが根鉢になるには早かったようで、鉢用土の一部が崩れてしまいました。
4.施肥する。
お椀1杯分の菜種油粕を1年分の肥料として株の周囲に散布しました。まだ完全に休眠する前の時期なので冬まで待つか迷いましたが、マルチを外して施肥するのも面倒だと思ったので…。
5.マルチをする。
施肥の後に、株元が10cm位の厚さになるように有機物マルチをしました。ウッドチップが安く手に入らないかな、と思って探しましたが見付からなかったので、今回はバーク堆肥をマルチとして使用しました。
今回は苗がまだ休眠前のため、剪定は行っていません(本来は植え付け前に剪定します)。剪定は後日休眠後に行う予定です。
お椀8分目位の硫黄粉を定植穴周辺の土に混ぜます
根の様子
お椀1杯分の菜種油粕を施肥します