10年ほど前に、ベランダで蘭を育てるために弟に棚を作ってもらいました。
屋外で使うと言ったら部材に柿の木を選んでくれましたが、10年間風雨に晒されても一応しっかりしていて、さすがに風合いは変化していますが朽ちたりはしていません。
もともと洋蘭ではなくて富貴蘭という和蘭用に作ってもらったので、棚の右下のようにラッパ型の鉢を引っ掛けて使うために竹が左右に張ってありますが、今は普通の植木鉢やプラ鉢に植えた洋蘭が多いので、竹の上にトレーを置いて使っています。この構造だと、空中にヘゴ板などを簡単にぶら下げることもできるので、結構重宝しています。
写真には写っていませんが、棚の上には厚めのアクリル板でできた透明な雨除け屋根が付いていて、蘭が雨ざらしにならず日は当たるようになっています。この屋根は蝶つがいで開閉式になっているので、開放すると上から水やりもできます。
蘭は洋蘭も和蘭も大概直射日光には耐えられないので、普段は正面も屋根も遮光ネットで覆ってあります。良く日の当たる場所で大体50%の遮光、奥の方はもっと暗いと思います。
最初に書いたように全体の作りはまだしっかりしてますが、細かいところが少しずつ傷んできています。ただ、10年も使っているとやっぱり愛着も湧いているので、補修しながら今後も使っていきたいと思ってます。
ククルマさん 2017-04-23 20:12:21
棚かっこいい!
弟さんすごいですね。売ってるものよりずっと素敵。
麦わらさん 2017-04-23 20:48:00
ありがとさんです!弟も聞いたらきっと喜びます。
サイズとか構造とか使いやすいように作ってくれて、弟には感謝です。
bambooさん 2017-04-23 21:44:40
開閉式アクリル屋根、いいですね。葉がつやつやして色もいい感じ。
麦わらさん 2017-04-23 22:51:01
アクリルとガラスで迷ってアクリルにしたんですが軽くていいです。
ただ、時間が経つと反ってきますね。
春になって葉っぱも活き活きしてきました。
これから楽しい季節ですね~。
TK-Oneさん 2017-04-23 23:55:43
大半が着生ですよね。着生って鉢蜂に植えるより・・・って思うんですが・・鉢に植えてないのもあるな。どういう風に分けてるんですか?
麦わらさん 2017-04-24 00:28:13
もともとうちに来たときはほとんど水ゴケの鉢植えだったんですが、ファレノプシスとバルボは植え替える時にヘゴとかコルク植えに変える場合もありました。カトレアはそのままです。数は少ないですけどパフィオは土植えです。
富貴蘭なんかも完全に着生蘭ですが、栽培的にはすべて鉢に水ゴケでした。着生蘭を鉢に水ゴケにすると、水分のコントロールをかなり緻密にしなくてはならなくて、失敗するとすぐに根腐れなんですが、育ちが良いので(特に葉を鑑賞する富貴蘭などでは)好まれるようです。コルクなどに付けると根腐れで枯れる心配はほとんどなくなりますが、痩せる場合もある気がします。