プランター栽培の水やりのタイミングは、土の表面が乾いたら、底から流れ出るくらいにたっぷりと水やりするのが基本です。
ころたんの栽培方法にも、そのように書かれています。
でもそれで良いのでしょうか。
深さが20センチまでのプランターなら、土は15センチほどですので、それで良いでしょう。
野菜を作っている皆さんは、もっと深い30センチぐらいの深さのある、プランターや鉢を使っておられるのでわ。
そうすると、土の表面が白く乾いても、10センチぐらい下のほうは、まだ水分を含んでいる訳です。
更に底のほうは、湿った状態だと思います。
菊作りの先輩がよく言ってました。
「根をよく張らすには、根が水を求めてグワッーっと土の中で動き回っている時に、水やりをするねん」
「いつも水があると、根は動いてくれません」と。
大菊は、お盆過ぎの涼しくなりかけた頃から、『追い込み肥』と言って、液肥と活力剤の混合を3週間。
3日おき、2日おき。後半は毎日と与えます。
そうすると、根の張っていない鉢は肥料に負けてダウンします。
メロンも同じだと思います。
最もエネルギーを消費する肥大期に、根が充分張っていないと、収穫前にダウンしてしまいます。
根をしっかりと張らしスタミナを付ける。
(教科書本の受け売りです)
じゃあ根をしっかりと張らす、水やりのタイミングとは?
外から見ただけでは、土の中はわかりませんよね。
そこで役立つのが水分計です。
差すだけで、土の水分がわかるので重宝します。
1枚目の画像は、土の表面が白く乾いた状態です。
2枚目の画像は、7センチほど水分計を差しました。
針は適度の湿りを指しています。
3枚目の画像は、10センチほどの深さです。
まだウエットの状態です。
このように、土の表面は白く乾いても、7センチぐらい下の土はまだ水分を含んでいます。
暫くは、水分計を睨みながら水やりをしていこうと思っています。