採種14’の栽培-17-1_宿儺南瓜 終了 失敗 読者になる
宿儺かぼちゃ | 栽培地域 : 愛知県 名古屋市守山区 天候 | 栽培方針 : 自然栽培 | 読者 : 0人 |
栽培環境 : 畑 | 栽培面積 : 120㎡ | 種から | 12株 |
作業日 : 2017-07-11 | 2017-04-01~101日目 | 33.1℃ 24.5℃ 湿度:73% 積算温度:2052.6 ℃ |
宿儺南瓜の栽培(その8)開花と着果
宿儺かぼちゃは全部で12株植えたのですが
どうやら育苗した中でも
一番生育良い株が
半分ほどしか残らなかったようです。
残りは茎をのばすものの貧弱で
っ生育の良い株に量がされてしまいました。
株数が減るということは尾花の開花が数に減り
雌花が受精して着果する数も減ることになります。
育苗気があ多会時期だったというのに
バターナッツに比べると
どうも雄花が先行しているようでした。
バターナッツと近接し他栽培環境でも
交雑しない事を確かめたくて
敢えて近くに植えています。
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<カボチャ同士の交雑について>
カボチャが交雑しない要素は
在来種や西洋種というように
単なる渡来ルートや栽培定着年代の差など
一般的な区別の仕方で有無を判断すると間違います。
品種本来の系統で区別すると
交雑が容易な品種と交雑し難い品種が見えてきます。
カボチャ全般を大きく区分すると
モスカータ種、マキシマ種、ヘポ種とその他2種の
合計5種類に分離されます。
海底菜園では
上記三種類の区別がある事がわかっていれば
同種や近縁種では交雑する可能性が高いです。
例えば、
モスカータ種(例:バターナッツ)と
マキシマ種(例:宿儺かぼちゃ)は
タネの形状が全く違うため
交雑する可能性は低いと考えられます。
ただし、
品種が異なるもタネの形状が似ている品種、
たとえば栗カボチャと宿儺かぼちゃというように
同種類間では交雑の可能性が高いと考えられます。
上記三種類の中でも
モスカータ種とヘポ種は形状が非常に似ており
例えば
(バターナッツ)…モスカー多種
(ズッキーニ、ヘポカボチャ)…ヘポ種だと
分類が異なっていてもタネの形状が非常に似ており
相互間で交雑する可能性があると考えています。
宿儺かぼちゃの蕾(雄花)
宿儺かぼちゃの雌花(着果後)